「エアコン吹き出し口」の“黒ずみ・黒カビ”を簡単に落とす掃除テク「見て見ぬふりしてた」「意外と簡単」

家のこと

2025.09.06

お掃除スペシャリスト(クリンネスト1級)のaidogです。エアコン掃除といえば、フィルターだけで終わらせていませんか? 実は吹き出し口には黒ずみ汚れがつきやすく、そのままにするとイヤな臭いやカビの原因になることもあります。とはいえ、ルーバーまわりの細かいすき間は手が届きにくく、つい後回しになりがち。そこで今回は、家にある道具を使って簡単にできるお手入れ方法をご紹介します。

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エアコン吹き出し口の簡単掃除方法

掃除に使うもの

掃除に使うもの一覧

  • 割り箸
  • キッチンペーパー
  • 輪ゴム(ペーパーを固定する用)
  • 中性洗剤(例:ウタマロクリーナーなど)
  • バケツやボウル

どれも身近なものでそろうので、特別な道具を買う必要はありません。

※同じメーカーの商品でも液性や使用方法が違なるケースがあります。必ず商品説明書をご確認の上、正しくご使用ください。

手順⒈ 電源を切り、コンセントを抜く

コンセントを抜く

安全のため、必ず電源をオフにし、コンセントを抜いてから作業を始めましょう。

手順⒉ 洗剤液を作る

バケツにウタマロクリーナーを加える

バケツやボウルに水を入れ、ウタマロクリーナーを2〜3プッシュして薄め液を作ります。

手順⒊ ペーパーを浸して絞る

キッチンペーパーを固く絞る

キッチンペーパーを洗剤液に浸し、固く絞ります。水滴が落ちない程度が目安です。

手順⒋ 割り箸に巻き付ける

割り箸に巻き付ける

固く絞ったペーパーを割り箸に巻き付け、輪ゴムで固定します。これでお掃除棒の完成です。

手順⒌ 黒ずみを拭き取る

黒ずみを拭き取る

吹き出し口のルーバー(風向きを変える羽根)やその周りの隙間をやさしく拭き取ります。

※手の届く範囲だけにとどめ、奥まで無理に差し込まないようにしましょう。

手順⒍ 仕上げ拭き

ペーパーで乾拭きをする

新しいペーパーを水に浸して固く絞り、割り箸に巻き直して洗剤分を拭き取ります。仕上げに乾いたペーパーでもう一度軽く拭いておくと安心です。

手順⒎ 送風で乾燥

送風運転をする

掃除が終わったら送風運転を1〜2時間ほど行います。残った水分が早く乾き、カビ予防にもつながりますよ。

安全のために守りたいポイント

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  • 掃除は必ず電源を切り、コンセントを抜くかブレーカーを切ってから行ってください。
  • ペーパーは固く絞り、水滴が垂れない状態で使用してください。(感電・故障防止のため)
  • 使用できるのは中性洗剤のみ。
  • この記事で紹介する掃除方法は、エアコンの吹き出し口(表面)のみを対象としています。内部の送風ファンや熱交換器(アルミフィン)の掃除は専門業者にお任せください。
  • 送風運転の時間は機種により異なります。1~2時間程度を目安に、お使いのエアコンの取扱説明書もご確認ください。
  • エアコンの掃除方法についてはメーカーの取扱説明書に従ってください。推奨方法以外での掃除により故障が発生した場合、メーカー保証の対象外となる可能性があります。

気づいたときが掃除のチャンス

フィルターだけでなく、吹き出し口の黒ずみもこまめに拭いておくと、イヤな臭いやカビを防げます。専用の道具がなくても、割り箸とキッチンペーパーでできるので、思い立ったときに気軽に試してみてくださいね。

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著者

aidog

aidog

5人家族40代主婦。youtuberとして活動中。YouTubeチャンネル『暮らしを整える わたしの習慣 / aidog channel』『暮らしを整える お掃除vlog』にて、簡単に取り組める掃除・片付け・まとめ買い・料理など家事全般について発信。ウタマロクリーナーやオキシクリーンを活用した掃除術が得意。

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