「牛乳の賞味期限」勘違いしていませんか?菌が増える“3つのNG行動”「開けたら早く飲んで!」

家のこと

2025.10.23

冷蔵庫に入っている牛乳をいつ開封したか覚えていますか? 覚えていないとすれば、もしかするとすでに菌が繁殖している可能性も……。そこで今回は、意外と知られていない「牛乳の賞味期限」と、「菌が増える3つのNG行動」をご紹介します。

広告

開封後「2~3日」で飲み切って

コップに牛乳を注ぐ様子出典:stock.adobe.com

牛乳パックには賞味期限が書いてありますが、これは未開封の場合です。開封した瞬間に劣化が進むため、封を開けたら2~3日を目安に飲み切りましょう。

〈開封後の牛乳が腐敗するまでの目安〉
・4℃:約7日
・7℃:約4日
・10℃:約2日

このように、温度によって牛乳が腐敗するまでの目安は異なります。しかし、一般的な家庭用冷蔵庫の温度が3~6℃ということを考えると、できるだけ早めに飲み切るほうが安心です。

牛乳に菌が繁殖する「NG行為」

できるだけ牛乳が傷まないよう、「避けるべきこと」を3つご紹介します。身に覚えのある方は、ぜひ行動を見直してみましょう。

NGその1.常温のまま置いておく

常温のまま置きっぱなしにすると傷む

買ってきた牛乳をテーブルに置いたままにしたり、コップについでそのまま放置したりした経験はありませんか? 牛乳は菌が繁殖しやすいため、「少しの時間だから大丈夫」と油断してはいけません。
冷蔵庫の出し入れは素早く行って、できるだけ常温に置く時間を減らしましょう。

NGその2.とりあえず1Lを買う

スーパーでは1Lの牛乳を選びがち出典:stock.adobe.com

パックに入った牛乳は1Lサイズが一般的ですが、飲み切れずに残してしまうくらいなら、小さめのパックを選ぶ方がムダになりません。
消費ペースはライフスタイルや家族の人数によって、それぞれ異なります。開封後2~3日で飲み切れる量の牛乳を購入して、菌のリスクと余計な出費を減らしましょう。

広告

NGその3.牛乳パックから直飲みする

牛乳パックから直飲みもNG

忙しい朝、ついパックに直接口をつけて飲んでいませんか? じつはこれ、牛乳の中に菌が入る恐れがあるNG行為です。口の中にいる常在菌が牛乳の中に入り込むと、傷むスピードが加速してしまいます。
「自分しか飲まないから」と直飲みするのは避け、飲む分だけをコップに注いでください。

開封後は「日持ちしない」と覚えて

牛乳は、きちんと冷蔵保存していても傷みやすい食品です。菌が繁殖する行為は絶対に避け、開封後は早めに飲み切ることを意識しましょう。

広告

著者

三木ちな

三木ちな

クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級の資格を保有し、お掃除のプロとして掃除や収納の知識を発信する、子ども3人のママライター。時短家事スペシャリストを受講し、家事や仕事で忙しい人でも「簡単にできるお掃除方法」を得意とする。 また、節約生活スペシャリストとして、食費2万円台で暮らす節約術や、ふるさと納税、業務スーパーのお買い物術などみんなが知りたい情報をいちはやくキャッチしお伝えしています。 腸活アドバイザーの資格を活かし、節約術だけでなく、カラダにいい食費節約術も発信中。

この記事をシェアする

気になるタグをチェック!

saitaとは
広告

人気記事ランキング

ランキングをもっと見る