じつは「水切りかご」は食べかす・水アカ・ヌメリがすごい…。清潔な状態に戻す“リセット掃除術”

家のこと

2025.09.10

お掃除スペシャリスト(クリンネスト1級)のんです。毎日使う水切りかご。気づけばヌメリや水アカがこびりつき、「食器は清潔なのに置き場が汚い」という残念な状態になりがちです。我が家の最高司令官から「ちょっと!これいつから掃除していないの!?」と鋭い一言があったので、今回は水切りかごを攻略します。実際にやってみると、つけ置き時間さえ確保できれば意外と簡単。ここでは実際に試して効果のあった掃除方法を、道具や注意点も交えて紹介します。

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掃除前の状態

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ステンレスのカゴとプラスチックトレーのシンプルな作りの水切りかごは15年戦士。経年劣化が至るところに見られますが、まだまだ現役! しかし、しばらく(約1ヶ月)掃除を怠っていたのもあり、トレーが大変なことになっています。

水切りかご掃除前

写真に残すのも気が引けるほどの惨状。食べかす、水アカ、ヌメリがこのように全体に付いてしまっています。

【用意するもの】
ゴム手袋(手荒れ防止)、重曹(ヌメリ・におい対策)、クエン酸(水アカ・カルキ汚れ対策)、食器用スポンジ、古歯ブラシ(網目や角の掃除に便利)、バケツ(シンクが広ければ不要)

【1】水切りかごを丸ごと外す

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水切りかご本体、トレー、細かい部品など外せるパーツはすべて分解して、流水で軽く流しておきます。

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【2】重曹ヌメリとり

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100均で購入したシンク用袋に40度のお湯をため、重曹を大さじ3〜4杯溶かします。そこに分解した水切りかごをドボン。30分〜1時間程度漬け置きしてヌメリをとりましょう。

※40度くらいがベスト。熱すぎるとプラスチックの変形リスクあり

【3】スポンジ&歯ブラシでこすり洗い

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浸け置き後、スポンジで全体をゴシゴシ。網目や角は古歯ブラシが活躍。ヌメリや油汚れはここでしっかり落とします。その後、水でしっかり洗い流します。

【4】クエン酸で水アカ撃退

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さあ次の工程に行きますよ! 続いて行うのは水アカ退治。重曹の時と同じようにシンク袋にお湯をためてクエン酸を大さじ3〜4杯投入。同じように30分〜1時間程度漬け置きして、スポンジ&古歯ブラシでこすります。

【5】仕上げは食器用洗剤でしっかり洗う

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重曹&クエン酸が残らないように、食器用洗剤でしっかりと洗ってすすぎましょう。あとは自然乾燥をさせて終了です。漬け置き時間を除いた掃除時間は15分程度。

まとめ

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今回は15年ものの水切りかごでもここまで復活。切りかごの掃除は面倒に思いがちですが、重曹とクエン酸を使えば15分程度(漬け置き時間除く)でスッキリ清潔にできます。

掃除後水カゴ

放置すればするほど落ちにくくなるので、定期的にケアするのが一番の時短。次は1ヶ月放置せず、奥さんに褒められるよう管理していきます。

【注意点】
・ステンレス製の場合、研磨剤入りスポンジは傷の原因になるので避けてください。
・プラスチック製は熱に弱いので、お湯はぬるま湯程度にしてください。

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著者

のん

のん

4人と2匹の6人家族のサラリーマン。妊娠中だった奥さんの代わりに掃除を始めると、元来持っていた凝り性が発動。キレイになっていくビフォアフに魅了され、家のあらゆる箇所を攻略。そのうち生活向上委員会<MEGAZINE>なる趣味全開のお掃除中心のVLOGサイトを開設し、自己満足を楽しんでいる。しかし家族から「人型の口うるさいルンバ」と言われている点だけは納得がいっていない。掃除以外にもサッカー、プラモデル、DIY、カメラと趣味が爆発中。

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