掃除前の状態
ステンレスのカゴとプラスチックトレーのシンプルな作りの水切りかごは15年戦士。経年劣化が至るところに見られますが、まだまだ現役! しかし、しばらく(約1ヶ月)掃除を怠っていたのもあり、トレーが大変なことになっています。
写真に残すのも気が引けるほどの惨状。食べかす、水アカ、ヌメリがこのように全体に付いてしまっています。
【用意するもの】
ゴム手袋(手荒れ防止)、重曹(ヌメリ・におい対策)、クエン酸(水アカ・カルキ汚れ対策)、食器用スポンジ、古歯ブラシ(網目や角の掃除に便利)、バケツ(シンクが広ければ不要)
【1】水切りかごを丸ごと外す
水切りかご本体、トレー、細かい部品など外せるパーツはすべて分解して、流水で軽く流しておきます。
【2】重曹ヌメリとり
100均で購入したシンク用袋に40度のお湯をため、重曹を大さじ3〜4杯溶かします。そこに分解した水切りかごをドボン。30分〜1時間程度漬け置きしてヌメリをとりましょう。
※40度くらいがベスト。熱すぎるとプラスチックの変形リスクあり
【3】スポンジ&歯ブラシでこすり洗い
浸け置き後、スポンジで全体をゴシゴシ。網目や角は古歯ブラシが活躍。ヌメリや油汚れはここでしっかり落とします。その後、水でしっかり洗い流します。
【4】クエン酸で水アカ撃退
さあ次の工程に行きますよ! 続いて行うのは水アカ退治。重曹の時と同じようにシンク袋にお湯をためてクエン酸を大さじ3〜4杯投入。同じように30分〜1時間程度漬け置きして、スポンジ&古歯ブラシでこすります。
【5】仕上げは食器用洗剤でしっかり洗う
重曹&クエン酸が残らないように、食器用洗剤でしっかりと洗ってすすぎましょう。あとは自然乾燥をさせて終了です。漬け置き時間を除いた掃除時間は15分程度。
まとめ
今回は15年ものの水切りかごでもここまで復活。切りかごの掃除は面倒に思いがちですが、重曹とクエン酸を使えば15分程度(漬け置き時間除く)でスッキリ清潔にできます。
放置すればするほど落ちにくくなるので、定期的にケアするのが一番の時短。次は1ヶ月放置せず、奥さんに褒められるよう管理していきます。
【注意点】
・ステンレス製の場合、研磨剤入りスポンジは傷の原因になるので避けてください。
・プラスチック製は熱に弱いので、お湯はぬるま湯程度にしてください。