どこでも使えるわけじゃない!「ウタマロクリーナー」を使うと劣化する可能性がある“3つの場所”

家のこと

2025.08.17

お掃除スペシャリスト(クリンネスト1級)の三木ちなです。おうちの掃除で頼りになるウタマロクリーナー。リビング・キッチン・洗面所など、家中の汚れを落としてくれる優れものです。しかし、わたし自身「ここにもいけそう!」と思って失敗した経験が……。ここでは、経験談をまじえて、ウタマロクリーナーの“使用NGな場所”をくわしくご紹介します。

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NGその1.革のソファ

革製品のお手入れはNG出典:stock.adobe.com

リビングにあるソファを、なにげなくウタマロクリーナーで拭き掃除する。一見問題なさそうですが、じつはNG行為のひとつです。
ウタマロクリーナーは、革製品のお手入れには使用できません。じつはわたしも、そうとは知らずに自宅のソファをウタマロクリーナーで掃除していた時期がありました。汚れが落ちるのですが、同時に表面のツヤまで落ちてしまい大反省。
革独特の風合いや質感を損ねないためにも、ソファに限らず革製品は専用クリーナー以外を使うのは避けた方が無難です。

NGその2.水拭きできない木製家具

水が染みこむ木製家具には使えない出典:stock.adobe.com

ウタマロクリーナーは基本的に二度拭きの必要がない洗剤ですが、「二度拭き不要=どんな家具にも安心」というわけではありません。
コーティングされた木製家具のように“普段から水拭きできるもの”には使えますが、無垢材や未塗装の家具など“水分を吸いやすいもの”はNGです。
わが家でも水に弱いテーブルに使ってしまい、表面が盛り上がってしまったことがありました。木製家具の場合は「水拭きできるかどうか」を目安に判断してください。

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NGその3.水洗いできない布製品

木製家具と同じく布製品もNG出典:stock.adobe.com

水が染みこむものは注意が必要で、布製品も例外ではありません。ウタマロクリーナーは、基本的に壁・床・家具など「水拭きできるもの」に使用できます。
とくにカーペットやラグなど水洗いできない布製品に使うと、洗剤が染み込んでシミや変色の原因になるほか、すすぎができないため成分が残留するおそれがあります。
布のお手入れには、用途に合わせた専用クリーナーや衣類用洗剤を使うのが安心です。

ウタマロクリーナーにもNGはある

油汚れに水アカなど、家中さまざまな汚れに対応してくれるウタマロクリーナーですが、場所・素材によっては不向きな場合もあります。
今一度使えない場所を確認して、正しい使い方で暮らしの掃除アイテムとして活躍してもらいましょう。

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著者

三木ちな

三木ちな

クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級の資格を保有し、お掃除のプロとして掃除や収納の知識を発信する、子ども3人のママライター。時短家事スペシャリストを受講し、家事や仕事で忙しい人でも「簡単にできるお掃除方法」を得意とする。 また、節約生活スペシャリストとして、食費2万円台で暮らす節約術や、ふるさと納税、業務スーパーのお買い物術などみんなが知りたい情報をいちはやくキャッチしお伝えしています。 腸活アドバイザーの資格を活かし、節約術だけでなく、カラダにいい食費節約術も発信中。

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