ホームリセットが使えない場所

泡タイプのホームリセットには、実は「相性のよくない場所」があります。知らずに使ってしまうと故障や変色につながることもあるため、まずは公式でNGとされているポイントを押さえておきましょう。

NG⒈ テレビの画面

テレビの画面は、つい汚れが気になってふき取りたくなる場所ですよね。でも実は、とてもデリケート。専用ではないクリーナーを使うと、表面がくもったりムラが残ったりすることがあります。さらに、泡や水分が画面のふちから入り込むと故障の原因になることも。そのため、公式でもホームリセットの使用はNGとされています。

お手入れするときは、乾いたやわらかいクロスや、画面専用のシートを使うと安心です。

NG⒉ テレビのリモコン

家族みんなが触るものだから、ベタつきやホコリが気になります。ですが、リモコンのボタンにはすき間が多く、ホームリセットが内部に入り込むと反応が悪くなったり、動かなくなったりすることがあります。

気になる汚れは、乾いた布でやさしく拭き取る方法が安心です。

NG⒊ スマートフォン・タブレットの「画面」

スマホの画面は、指紋や皮脂がつきやすい場所ですよね。しかし、ホームリセットは使用できません。

画面表面には指紋防止などのコーティングがされていて、とてもデリケートなんです。家庭用クリーナーを使うと、ツヤが変わって見えたり、ムラが残ってしまったりすることがあるため、公式でも画面への使用はNGとされています。また、わずかな水分でも、端のすき間から内部に入ると故障につながることがあります。

画面をキレイにしたいときは、スマホ画面用のクリーナーややわらかいクロスを使うのが安心です。

使えるけれど「注意が必要な場所」

使える場所でも、使い方を間違えるとトラブルになることがあります。

スマホ・タブレットの外側（背面・側面）

スマホの外側は手が触れやすく、皮脂でくすみやすい場所です。画面ほどデリケートではないため、ホームリセットを使ってOKと公式でも案内されています。

ただし、ひとつだけ大事なポイントがあります。大切なのは、直接スプレーしないことです。本体に向かって泡をかけると、充電口やスピーカーのすき間から入り込むことがあり、故障の原因になりかねません。

使うときは、布にホームリセットを吹きつけて外側を拭きましょう。

ホームリセットを安全に使うポイント

ホームリセットは便利なアイテムですが、テレビ画面やスマホ画面など使えない場所もあります。特に液体が入りやすい部分への使用は故障につながる可能性があるため、公式の注意点を確認しながら使い分けることが大切です。ポイントを知っておくと、毎日のちょこっと掃除にも安心して取り入れられますよ。

※同じメーカーの商品でも液性や使用方法が異なる場合があるため、ご使用前に必ず商品の表示や説明書をご確認ください。
※敏感肌の方・アレルギー体質の方・長時間または頻繁に使用する場合は、ゴム手袋などを使用して手を保護することを推奨します。