実話ベースも、漫画実写化も。ドラマチックな恋を見守りたくなる【韓国時代劇ラブロマンス2選】

カルチャー

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2026.05.23

時代劇は、韓国ドラマの中でも、常に人気の高いジャンルです。実在した歴史上の人物を基に描いているものもあれば、ウェブトゥーン(主にスマートフォンで読む縦スクロール形式の韓国発デジタル漫画)が原作のフィクション時代劇もあります。近年は、ウェブトゥーンの実写化が非常に多く、ヒット作も次々と誕生しています。今回は、話題を呼んだ韓国時代劇ラブロマンスの中から、ウェブトゥーンの実写化作品と、実話を基にした物語の2本を紹介します。

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1.『夜に咲く花』

『夜に咲く花』 ©2024MBC U-NEXTにて独占配信中出典:video.unext.jp『夜に咲く花』
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婚礼当日に夫を亡くし、“寡婦”になってしまった主人公チョ・ヨファ(イ・ハニ)が、昼の慎ましい顔とは別に、夜は覆面をつけて困窮する人々を救う“正義のヒーロー”的存在として活躍する痛快時代劇です。

両班(貴族のような特権階級)の家に嫁ぐことになっていたヨファは、夫になる人の顔を一度も見ないまま、独り身となり、寡婦として15年も静かに暮らしています。寡婦は貞淑を義務付けられているため、姑に見張られながら、外に出ることも許されず、ひっそりと身を隠して生きてきました。

でも、虐げられている弱い人たちを見過ごせないやさしいヨファは、夜になると黒装束で外に出て、悪者退治に奮闘しています。嫁ぐ前に、兄から武術を習った彼女は、10人以上の男性を相手にしても、倒せる“腕”を持っているのです。

“二重生活”は大変ですが、父親の借金のカタに売られそうになった少女や、食べ物や薬が必要なのに買えない人たちを救いたいヨファは、危険を冒してでも、この活動を続けようと決めています。

『夜に咲く花』 ©2024MBC U-NEXTにて独占配信中出典:video.unext.jp『夜に咲く花』
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ところが、禁衛営(防衛を担う軍事組織)の従事官であるパク・スホ(イ・ジョンウォン)は、覆面姿のヨファと遭遇し、彼女の正体を突き止めようとします。ヨファを盗賊だと思って調べたところ、彼女が人助けをしていることと、寡婦との二重生活をしていることを知り、ヨファを見守り、彼女を助け始めることに。

『夜に咲く花』 ©2024MBC U-NEXTにて独占配信中出典:video.unext.jp『夜に咲く花』
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豪快かつ心やさしい性格で、悪に立ち向かうヨファは、とても魅力的なヒロイン。スホも、冷静沈着なエリート官僚で非常にかっこいいのですが、ヨファに心を動かされ、キュートな一面を見せる姿には、ギャップ萌えせずにはいられません!

『夜に咲く花』 ©2024MBC U-NEXTにて独占配信中出典:video.unext.jp『夜に咲く花』
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再婚を禁止されている寡婦が恋をすることは、“死罪”に値するので、ヨファとスホは、どんなに想い合ったとしても結ばれることは難しく、もどかしすぎるロマンスに心がギュッとなります。

『夜に咲く花』 ©2024MBC U-NEXTにて独占配信中出典:video.unext.jp『夜に咲く花』
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燃え上がるような展開のラブストーリーとは違いますが、ハラハラする緊迫感がありつつ、胸キュン要素は満載! アクションあり、コミカルな場面もあり、そしてドラマチックな見どころが詰まった『夜に咲く花』は、新たな良作時代劇として、ぜひおすすめしたい1本です。

2.『赤い袖先』

『赤い袖先』 ©2021MBC U-NEXTにて独占配信中出典:video.unext.jp『赤い袖先』
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後に朝鮮王朝第22代王になるイ・サン(ジュノ)と、彼が一途に愛した宮女ソン・ドギム(イ・セヨン)。本作は、身分が違う2人の恋を描く、実話を基にしたラブロマンス超大作です。原作は、カン・ミガンによるロマンス時代劇小説で、ドラマ化とほぼ同時期にウェブトゥーン化もされました。

没落した一族の娘であるドギムは、見習い宮女として宮廷に仕えています。一方、国王・英祖の孫で世孫(王の跡継ぎ)のサンは、祖父によって父を死に追いやられ、宮廷で孤独に暮らしています。子どもの頃に、ドギムに親切にされたサンは、ずっと彼女のことが心に残っていました。

『赤い袖先』 ©2021MBC U-NEXTにて独占配信中出典:video.unext.jp『赤い袖先』
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成長した2人は、宮廷内でバッタリ会っても、すぐにお互いが誰なのか気づきません。それどころか、世孫であるサンの顔を知らないドギムは、かなり失礼な態度で接してしまいます。

サンは、ドギムが本を大好きで、素晴らしく達筆であることを知り、彼女に興味を持ちます。やがて、聡明で物怖じしないドギムに惹かれていき、彼女を愛するように。

『赤い袖先』 ©2021MBC U-NEXTにて独占配信中出典:video.unext.jp『赤い袖先』
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政治的な陰謀が渦巻く宮廷内で、信用できる人がおらず、孤独な日々を送ってきたサンに対して、利害関係なしに、本音でぶつかり、寄り添ってくれるようになるドギム。少しずつ距離を縮めていく2人のロマンスは、ドラマを見進めていくうちに、トキメキ度がマックスに!

『赤い袖先』 ©2021MBC U-NEXTにて独占配信中出典:video.unext.jp『赤い袖先』
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宮廷のセットや、美しい衣装などを細かく再現した、華やかな映像にも目を見張ります。宮廷で働く宮女たちの服は袖先が赤く、それは“王に仕える女性”であることを示していたそうです。タイトルは、この服装に由来するのですね。

『赤い袖先』 ©2021MBC U-NEXTにて独占配信中出典:video.unext.jp『赤い袖先』
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サンとドギムを演じるジュノ(2PM)とイ・セヨンは、本作で大人気となり、放送されたアジア中で、空前の“袖先シンドローム”が巻き起こりました!

『赤い袖先』 ©2021MBC U-NEXTにて独占配信中出典:video.unext.jp『赤い袖先』
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“最高の歴史ラブロマンス超大作”と名高い『赤い袖先』は、韓国時代劇ドラマを見るなら、「これは押さえておきたい!」と言うべき必見作です。

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著者

清水久美子

清水久美子

メーカーOL、雑誌編集の仕事を経てフリーライターに。WEBサイトや雑誌にて執筆。移動中もポータブルDVDプレイヤーやスマホで海外ドラマを見ています。面白い作品をたくさんご紹介したいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします!

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