NGその1.市販の不織布フィルターをレンジフードに貼りつける

換気扇の汚れ防止のために、市販の使い捨てフィルターを貼っているご家庭は多いと思います。じつは私も、そのひとりでした。
ところが、換気扇にフィルターを使用するのを推奨していないメーカーは意外と多いことが判明……! その理由は、不織布フィルターをつけることで空気の流れが悪くなり、本来の吸い込み性能が十分に発揮できなくなることがあるからです。
フィルターを貼って汚れは防げても、換気効率が落ちれば臭いが室内に残りやすくなるのは避けたいところです。
消防法火災予防条例の視点からも、市販の布製・不織布フィルターの使用は主要メーカーは禁止・非推奨としています。「貼るのが当たり前」と思うのは避けた方が無難です。
NGその2.大掃除のときだけお手入れする
キッチンの換気扇は、家の中でも手間のかかる掃除のひとつというイメージがあります。そのため、「年に一度しかしない」「大掃除のときにやるもの」という方も少なくないかもしれません。
しかし、油汚れは時間がたつほど落ちにくくなります。換気扇に頑固な油汚れがたまるのは、軽いうちに落としていないことが原因です。
また、油汚れは冷えて固まるために、気温の低い冬に掃除すると、余計に手間と時間がかかります。室温が高く油がやわらかいうちに取り除くには、夏が掃除のベストシーズンなのです。
こまめにお手入れすれば、掃除は断然ラク。気温が高いうちに換気扇の汚れをリセットしておけば、掃除の負担はぐんと減らせます。
NGその3.調理を終えてすぐに掃除する
換気扇の汚れは軽いうちにとることをおすすめしましたが、かといって調理を終えたすぐに行うのはNGです。
油汚れは温かいうちの方が落ちやすいのは正しいのですが、調理直後の換気扇は思った以上に熱くなっています。ヤケドなどけがをするおそれがあるため、メーカーでも、掃除をする際は十分に冷ましてから作業するよう案内しているほどです。
その日の汚れを翌日に持ち越さないことは大事ですが、あくまでも安全第一。キッチンの換気扇掃除は、熱が冷めてから行いましょう。
ちなみに私は、夕食を食べ終えたあとのタイミングで行っています。その頃には換気扇の熱も落ち着いているうえに、コンロ掃除のついでにお手入れできるので効率的です。
キッチンの換気扇掃除にも“落とし穴”はある
キッチンの換気扇に汚れを溜めないのなら、フィルターに頼らずこまめにお手入れするのが理想的です。汚れはつど拭きとり、そして安全に作業することを意識して、キッチンの換気扇を清潔に保ちましょう。


