“2つの小さな穴”の正体は……?
電源プラグの金属部分に開いている2つの穴は、電源プラグを抜けにくくするためのものです。金属部分の正式名称は、「栓刃(せんば)」。栓刃の穴は、対応するコンセントの内部にある「ボッチ」と呼ばれる小さな突起とかみ合う構造になっています。
確かに、思い返してみると、電源プラグをコンセントに差したとき、最後のところで“カチッ”と手応えを感じることがあります。この穴が、かみ合ったときの合図だったとは……! 最後まで差し込んだことを感触で知らせる、という役割もあります。
ボッチがないコンセントもある

電源プラグの穴は、日本の規格で形状や寸法が定められています。しかし、ボッチについては、どのコンセントにも必ずついているわけではありません。
ボッチがないコンセントでも、内部のバネなどで固定される仕組みになっていますが、「必ずすべてのコンセントでボッチにかみ合うわけではない」と知っておくと納得しやすいですね。
電源プラグを差し込むときに、意識してみて
普段何気なく差し込んでいる電源プラグですが、安全に使うための秘密が、金属部分の穴にあるなんて思いもしなかった……。
電子レンジ・ヘアアイロン・充電器・ゲーム機……。家庭内にあるさまざまな電源プラグを見てみると、どれも同じ構造でした。小さな2つの穴は、それくらい大事な役割があることを実感できた気がします。
家の中を見渡してみると、「そういえば、これって何のため?」と思うものは案外多いです。いつもなら気にも留めない電源プラグも、理由を知ってから見ると、ちょっとおもしろく感じられそうです。

