イノッチが発案した内容とはどんな内容?
2016年10月に「公共の場で、突然泣きだした赤ちゃんにうろたえているお母さんにどう接すればいいのか」という議題の中で、イノッチが発したことがヒントになったそうなんです。
それは、小さい赤ちゃんなどが泣いたときに、「ひよこボタン」を押すとピヨピヨという音がでるそう。そのぴよぴよという鳴き声には、「赤ちゃんの泣き声を気にしなくていいよ」「泣くのが赤ちゃんの仕事なんだよ」「全然大丈夫」といったような、赤ちゃんとママに寄り添ったときに押すボタンだそうです。
その時は、設置したらいいんではないのかという内容だったのですが、持ち運べるといいよねということから、心を動かされたある人が無料のアプリを発明したということです。
なぜ2年も経ってから話題に?
先日ある電車の中で、泣き止まない赤ちゃんがいたとのこと。そこで、このアプリの存在を思い出した方が、ボタンを押した。
その方は、横にいたおじさんには「ぴよぴようるさい」と怒られたとのことですが、周りの人は笑ってくれたそうです。
まさに押した勇気のある方のツイートが下記です。
【体験談】ママはいつでも謝っている
筆者には5歳、3歳、1歳の子供がいます。
やっと5歳と3歳の子はどこでも泣き叫ぶということはなくなりましたが、1歳の子供はつい最近まで、お腹が減れば泣く、眠たいと泣く、機嫌が悪ければ泣く。。。
小さい子供がいるママはみんな体験しているだろう経験かもしれませんが、赤ちゃんはよく泣きます。
でも言葉が話せない赤ちゃんにとっては、それが気持ちを伝えるために大切な方法なんですよね。
赤ちゃんは泣くしかできない。もちろんそれはママが一番わかっています。理解しています。
でも世の中のみんなが、そのママと同じ気持ちになれるかというと、難しいかもしれません。そして、泣いていることで確かに迷惑かけてしまうこともあることはママが誰よりも理解しています。
その為、ママはいつでも謝ります。
「(うるさくして)ごめんなさい」
「(泣き止ませられなくて)ごめんなさい」
「(オムツをいいタイミングに変えられないで電車にのって子供を泣かせてしまって)ごめんなさい」
「ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい・・・」
書いていて涙がでてきます。
ごめんなさいの頭には、いつも泣いている理由を説明したい内容がたくさんつきますが、それは声にださずに筆者はひたすら「ごめんなさい」を言っている毎日でした。
筆者もできなかったし知りたい!泣いている赤ちゃんを泣き止ませる方法があれば…
泣いている赤ちゃんを泣き止ませる方法があれば、ママはやります。
もし公共の場で泣いている子供を、そのまま放置で何もしていない状況であれば、ママである筆者も「うるさいから泣き止ませて」とそのママに対して考えるかもしれません。
でも大体のママ達は、抱っこしてトントンとリズムを取ったり、声を掛けてみたり、小さいおもちゃであやしてみたり、小さく歌を歌ってみたり…
その場でできることはできる範囲で必死にやっていると思います。筆者も、赤ちゃんを抱っこしながら、背中に子供をおんぶしたりなど2人いっきにおんぶと抱っこしたり、必死に色々やったこともあります。
でもどうにもならないときってあるんですよね。。
赤ちゃん泣き止まない → ママ必死に頑張る → 赤ちゃん泣き止まない → ママひたすら謝る → エンドレス…
もしあなたがこんな状況を見かけたとき「赤ちゃんは泣くのが仕事だから、泣いていいんだよ!」と声に出して言えますか?
正直、死ぬほどその状況を理解できている筆者も、声にだして伝える勇気はなかなか持てないし、言えないと思います。
そんなとき、誰かひとりがひよこボタンを押してくれたら…
【ぴよぴよ】 → 大丈夫、泣いていてもきにしないで!私は大丈夫
別のだれかがひよこボタンを押す!
【ぴよぴよ】→ そうだよ、気にしなくていいんだよ。みんな赤ちゃんのときは泣いていたんだから。
どんな気持ちでそのボタンを押してくれるかわかりませんが、ぴよぴよという音が聞こえたら、必死なママも背中をさすってもらっている気持ちになれると思います。そして「ありがとう」と思うと思います。
でも少しの勇気をもってこの「ひよこボタン」を押すことができたら、泣いてる赤ちゃんを抱っこしているママはどんなに救われるか、小さい子供がいる筆者はとてもわかります。
そしてまわりがその姿をみてクスッと笑ってくれていたら、ママはさらにすくわれますね。
たぶん筆者の子供が泣いていて、このボタンを周りの人に押してもらったら、嬉しすぎて、筆者は嬉し泣きで号泣してしまうと思います。
筆者も押せる勇気を持ちたい!
筆者も少なからず小さい子供がいて、泣いてどうしようもなくて、筆者自信泣きそうになりながら日々を過ごした時期がありました。
「ごめんなさい、ごめんなさい、本当にごめんなさい。外出してごめんなさい。子供を連れて外にでてごめんなさい・・・」
育児で疲れて、リフレッシュのために外にでても、周りに迷惑をかけてしまったと思ったら、どこにいてもダメだ、私ダメだ。。。と自分を責めていました。
育児中は、精神状態が通常と少し違います。これは筆者も感じた感覚です。
毎日必死過ぎて、心が折れているんです。(筆者の独自の見解ですが。。。)
だからこそ、周りにこういうことが起きたときには、「大丈夫だよ、ママ心配しなくていいよ。赤ちゃんは泣くのが仕事なんだから、迷惑じゃないから安心して」という気持ちを込めて、「ひよこボタン」を押せる勇気を持ちたいです。
「ひよこボタン」アプリはいろいろな種類がある!
筆者もひよこボタンで調べてみたところ、現在たくさんのひよこボタンアプリがあります。
筆者が見た限りでは、みんな無料でインストールできるものばかりでした。
このアプリの意味は、優しい心をもってママとその赤ちゃんに「ぴよぴよ」という形で共感してあげるということ。
なので無料のアプリで十分に意味があるかと筆者は考えます。
このアプリの本当の意味や、小さい赤ちゃんがいるママ達のことを暖かく見守ってくれる方は、是非アプリをインストールしてください。
そしてもし今だ!というときが来たら、押してあげてください。
将来、このようなボタンがなくても、みんなで赤ちゃんやママを見守れる世の中になればいいなという希望を込めて…
いかがでしたか?
筆者も小さい子供がいます。このアプリを押す勇気をしっかり持って、優しい世の中が続くといいですね。
筆者も「ひよこボタン」を押す勇気を持ちたいと思います!
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