「とってもいい子」に見える人って、人一倍〇〇なんです!【脳科学者に聞いた!vol.13】

カルチャー

2019.05.16

忙しいのに、面倒な仕事を嫌な顔ひとつせず引き受ける同僚。「あの人、よっぽどいい評価が欲しいのね」なんて思われがちですが、その理由は、少し違うところにあるかもしれません。

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頼まれた仕事は決して断らない。そんな「とってもいい子」ほど、人一倍、消耗しています

 忙しいときに面倒な仕事を頼まれても断らず、ニコニコ素直に引き受ける人が、あなたの会社にも一人や二人はいるのではありませんか? 「ありがたい存在ではあるけれど、あの人を基準にされると、私たちがちょっと困るのよね」という気分にさせる人が。
 実は、そういう人たちは人一倍、消耗しています。本当は、面倒な仕事など引き受けたくないのです。
 ただ、普段から不安な気持ちを抱きやすく、なかなか自分に自信が持てないために、どうしても周囲の意向をくみ取って動こうとします。
 自分が褒められたいとか、ほかの人よりもいい評価が欲しいというよりも、そういうふうに動くことをやめられないでいるだけなのです。

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中野信子(なかの・のぶこ)
脳科学者、医学博士、認知科学者。横浜市立大学、東日本国際大学などで教鞭を執る。脳科学や心理学をテーマに研究や執筆活動を行うほか、その知見を生かしてテレビや雑誌でも活躍。社会問題やビジネス、カルチャーなど、幅広い分野を、科学の視点で読み解く語り口が人気。

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