さくらんぼの栄養と効能
■鉄分
さくらんぼの鉄分は果物の中でトップクラス!
・貧血予防
■アントシアニン
・抗酸化作用
・美肌効果
■カリウム
・利尿作用
・体内の余分な塩分を排出
・高血圧対策
■ビタミンC
・抗酸化作用
・美白効果
・アンチエイジング
■アスパラギン酸
・疲労回復
・利尿作用
■葉酸
・貧血予防
・冷え症解消
■ソルビトール
・便秘解消
・虫歯予防
さくらんぼは鉄分の補給に最適で妊婦さんにもおすすめ!カロリーと成分、捨ててしまう軸の使い方まで
さくらんぼに多く含まれる鉄分は、貧血にも効果的なので妊婦さんにもおすすめです。
ビタミンCと一緒にとることで、体内への吸収がよくなります。
嬉しいことに、さくらんぼは、ビタミンCも豊富です。
さくらんぼを食べるだけで、鉄分が効率よく摂取できるんです。
ただし、緑茶や紅茶・コーヒーに含まれるタンニンは、鉄の吸収を悪くするので、一緒にはとらないようにしましょう。
ちなみに、さくらんぼの実は糖分が多いので、食べすぎには注意。
1粒5カロリーあります。
1日20粒程度までにしましょう。
さらに、いつもなら捨ててしまう軸の部分を煎じて飲むと、利尿作用の効果がよりアップします。
【軸茶の作り方】
①軸を陰干しして乾燥させる
②乾燥させた軸をふっとした湯に入れて煮出して飲む
トルコなどの国では、むくみが解消できるとして、この“さくらんぼの軸茶”が女性に人気なのだそう。
これは捨てるのはもったいない!
今年はさくらんぼが手に入ったら、ぜひ軸茶もお試しを!
おいしいさくらんぼの選び方、旬の時期も紹介します
【色】鮮やかな赤色のもの
【皮】はりと光沢があり、傷がないもの
【軸】緑色でしおれていないもの
【実】大きく、硬くしまっているもの
さくらんぼは、品種や栽培方法によって旬の時期が若干異なります。
もっとも一般的な佐藤錦が出回るのは、6月中旬から7月初旬にかけて。
遅いものだと、7月初旬に旬を迎える品種もあります。
また、温室栽培のものは出回り期が早く、4月頃から美味しく食べられます。
栄養バランスがよく、そのうえ軸まで活用できるさくらんぼ。
今年の春は、この天然のサプリメントを、さらにありがたくいただきましょう!
監修/吉沼弓美子(管理栄養士)
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