メロンの栄養と効能って?実はダイエット効果も期待!食べ過ぎやアレルギーには注意?【栄養士監修】

料理・グルメ

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2019.07.10

メロンは高級なイメージがあるので、ふだんから気軽に手に取ることは少ないものですが、贈り物などでもらう機会もあるのではないでしょうか?メロンは健康的なフルーツというイメージがあまりないかもしれませんが、実は体にいい効能がたくさんあるんです!でも、やはり食べ過ぎには注意が必要。アレルギーなどの危険もあるといいます。
そこで、メロンの栄養や健康効果、食べるさいの注意点や、おすすめの食べ方を紹介します。

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メロンの栄養と効能について

出典:www.photo-ac.com

メロンは、9割近くが水分からなります。食べることで水分補給になりますし、体を冷やしてくれるので、夏におすすめのフルーツです。

■カリウム
メロンはカリウムが特に豊富で、スイカの3倍も含まれています。カリウムは体内の余分な塩分を排出し、高血圧対策やむくみを解消する作用があります。また、長時間の運動による筋肉の痙攣やひきつりなどを予防する働きもあるので、運動の後などに食べるとよいでしょう。カリウムは夏は不足しがちなので、メロンを食べることで、熱中症予防にもつながります。

■β―カロテン
赤肉腫に多く含まれています。抗酸化作用があり、活性酸素から体を守りアンチエイジングや美肌、美白効果が期待されます。

■ビタミンC
抗酸化作用があり、アンチエイジングや美肌、美白効果が期待されます。

■ククミン
タンパク質分解酵素で、肉などを食べたさいに、タンパク質の消化、吸収を促進する働きがあります。メロンを食べたときに、喉や唇、舌がピリピリするのは、アレルギーの可能性もありますが、ククミンによって、粘膜のタンパク質が刺激されていることもあります。

■パントテン酸 
脂質、タンパク質、糖質の分解を助け、代謝を上げる効果があります。ダイエット効果も期待されます。

メロンを食べ過ぎるとどうなる?

出典:www.photo-ac.com赤肉種のメロン。

【朝食後か昼食後に】
メロンの糖分は、脂肪になりやすいといわれている果糖なので、就寝前に食べるのは控えた方がよいでしょう。朝食や、昼食後のデザートとして、適量を食べるのが◎。

【食べ過ぎるとどうなる? アレルギーは?】
メロンには体を冷やす作用があるため、食べ過ぎると腹痛をおこし、下痢になることもあります。タンパク質分解酵素、ククミンによるアレルギーにも注意が必要です。

【メロンのカロリー、摂取量は?】
100gあたり42Kcalです。
1日の摂取量の目安は、200g。メロンの大きさにもよりますが、1/6個〜1/4個程度でしょう。

おすすめの食べ方、保存方法

出典:www.photo-ac.com生ハムメロン。

【生ハムメロンは味も栄養も◎】
メロンの甘さと生ハムの塩分がお互いの味を引き立てるので、おいしく食べられるうえ、タンパク質分解酵素のククミンが生ハムの消化を助けてくれます。まさにベストマッチな組み合わせといえます。

【旬】
メロンが多く出回るのは、5月から8月頃にかけてです。

【おいしいメロンの見分け方】
網目のあるネットメロンは、網目が均一なものが良品です。軸が太く、つるは細く枯れているもの、また、持ってみて、ずっしりとした重みを感じるものを選びましょう。

【保存法】
切っていないものは熟すまで常温で保存し、食べる前に冷蔵庫へ入れて冷やします。切ってあるものは、わたと種を除き、ラップをして冷蔵庫で保存します。冷やし過ぎると風味が落ちるので、適度に冷やすのがおいしく食べるコツです。

体を冷やしてくれて、熱中症予防にもなるメロンは、旬の夏だからこそ食べたいフルーツ。自分や家族へのごほうびとして、デザートに加えてみてはいかがですか?

監修/吉沼弓美子(管理栄養士)

※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。

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