牡蠣について知ろう!岩牡蠣と真牡蠣の違いって?
日本で最も流通しているのは真牡蠣。生物学的には岩牡蠣は真牡蠣と別の「種」です。真牡蠣は冬牡蠣として有名なのに対し、岩牡蠣は6〜8月にかけて旬を迎えるので、夏牡蠣と言われています。ここが岩牡蠣と真牡蠣との最大の違いなんですよと津久井さん。さっぱりした味わいで「海のミルク」と言われている真牡蠣に対し、岩牡蠣はクリーミーで濃厚なので、「海のチーズ」とも呼ばれています。牡蠣は産卵に向けて栄養素を蓄えているときが、最も美味しい時期となるそう。真牡蠣は通常6〜7月頃の産卵に備えて栄養素を蓄え、自然からの刺激や海水温によって一度の放卵ですべての卵を出し切ります。岩牡蠣も同じで7〜8月頃の産卵期に向けて栄養を蓄えていきますが、7〜11月にかけて少しずつ放卵するため、夏の間も美味しくいただけるんですよ。と津久井さん。
6月9日(=ロック)の日は岩牡蠣の日
6月9日が岩牡蠣の日って知っていましたか?岩=ロックと語呂がいいので名付けられたもの。この時期からちょうど旬を迎える岩牡蠣。美味しさや魅力をたくさんの方に知って楽しんでもらいたいという思いから、全国にオイスターバーを展開するゼネラル・オイスターが、日本記念日協会より認定を受け、6月9日を「ゼネラル・オイスター岩牡蠣の日」に決めたのだそう。
これから旬を迎える岩牡蠣は産地によって味わいも見た目も個性的!
津久井さんによると、岩牡蠣は日本固有種。天然物のイメージが強い岩牡蠣ですが、養殖の方が安定した品質となるため、近年では天然よりも養殖がメインなんだそう。同じ岩牡蠣でも、産地によって味わいも見た目もさまざまで個性的とか。牡蠣の生育に適している栄養たっぷりな海で生産者が手間ひまかけて美味しい岩牡蠣を育ててくれるためだそう。今回はゼネラル・オイスターが選りすぐったこだわりの牡蠣を試食しました。
旬の岩牡蠣を存分に楽しめるロックオイスターフェアを開催中
岩オイスターバーを展開するゼネラル・オイスターは、牡蠣の日(ロックの日)を記念して、ロックオイスターフェア〜岩牡蠣とチーズ〜を開催。生牡蠣で産地ごとの食べ比べはもちろんのこと、さまざまな調理法で提供されるメニューで岩牡蠣を存分に楽しめるものばかりです。ぜひこの機会に岩牡蠣の美味しさを堪能してみては。
開催日時:2019年6月9日(日)〜7月15日(月)ディナータイムのみ
メニュー:岩牡蠣と3種チーズ グラスワインのマリアージュ 1,490円(税抜)
岩牡蠣とモッツァレラチーズ、トマトソースのオーブン焼き 790円(税別)
岩牡蠣と夏野菜のチーズソースグラタン 980円(税別)
ウニの冷製パスタ 岩牡蠣のチーズフリット添え 1,490円(税別)
岩牡蠣 1ピース 590円(税別)〜価格は産地によって異なります。
[岩牡蠣取扱い予定産地]
宮崎県志津川産、茨城県鹿島産、石川県輪島産、三重県的矢産、三重県浦村産、
三重県東紀州産、兵庫県坂越産、兵庫県室津産、兵庫県相生産、愛媛県御荘湾産「種夏」、
長崎県九十九島産、長崎県五島列島産「椿」、宮崎県日向灘産
※産地の天候や店舗の入荷状況などにより、取り扱い産地は異なります。
ゼネラル・オイスターグループ 21店舗で開催
夏の岩牡蠣と冬の真牡蠣。牡蠣って夏も冬も楽しめる食材だったとは。これからの時期に旬を迎える岩牡蠣を堪能してみよう。
※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。