「3度注ぎ」と普通に注いだビールを比較してみた!
よりおいしくなるという「3度注ぎ」をしたビールと、普通に1度で注いだビールを比較してみました。
見た目からして、その違いは明らか! 泡の量、質がまったく違います。ふわっとグラスから盛り上がった泡は、お店で提供されるような本格派のビールに見えますよね。
しかも、見た目だけではなく味わいもプロが入れたビールのよう!
「3度注ぎ」は名前のとおり、3回に分けて注ぐ方法です。試してみたいと思った方のために、簡単にできる「3度注ぎ」の方法を紹介します。
「3度注ぎ」の方法は?ポイントは、“高さ”と“待つ”こと!
「3度注ぎ」のポイントは、
・ビールを注ぐ高さ
・待つ
の2点です。
1回目に注ぐときは、なるべく高い位置から、2回目と3回目はグラスの縁からというように、“注ぐ位置の高さ”がひとつのポイントです。これで、泡立ち具合が決まってきます。
ビールを飲むときのご法度とも言えそうな、“時間をおくこと”がおいしくさせるポイントだとは、意外だと思う人も多いのではないでしょうか。
じつは「3度注ぎ」は、キリンビールでもおすすめしている方法なんです!
じつは、この「3度注ぎ」は、ビール大国と呼ばれるドイツやチェコ伝来の注ぎ方。
キリンのビアレストラン「キリンシティ」各店舗で使われている方法として、キリンビールでもおすすめしている方法なんです! 今回、キリンビールの公式サイトを参考に試してみました。
では、なぜ「3度注ぎ」をしたビールがおいしくなるかというと…?
しっかりとした泡が、香り成分の揮発を防ぐフタの役割を果たしてくれるため。時間をかけて3度に分けて注いだことで、いつもよりも泡が立ち、香りが長くキープできるようになります。
また、飲み進めていくうちに泡と液体のバランスが変わっていき、味の変化も楽しめるように。やわらかな苦味から、ハッキリとした苦味への変化が感じられます。
実際に家族に飲んでもらったところ、「いつもと違う!」の声が聞けました。
これから暑くなるとますますビールの季節になりますね。
ビールのおいしい季節をより幸せな時間にしてくれる「3度注ぎ」。
自宅でもプロさながらの味わいを試してみてください。
文/グンジカナ
※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。