知らなかった。扇風機の寿命と「古い扇風機」が危険なワケ「ずっと同じの使ってる…」

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2025.07.13

夏に欠かせない「扇風機」。暑さ対策や節電にも役立つ便利な家電ですよね。しかし、扇風機にも寿命はつきもの。あまりにも古い製品を使うと、思わぬリスクが潜んでいる場合があるんです。そこで今回は、「古い扇風機」の使用を注意すべき理由についてご紹介します。

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扇風機で火災が起きる……!?

火災のリスク出典:stock.adobe.com

夏にたびたび起きる火災。コンロや火の不始末、最近ではモバイルバッテリーも危険と言われていますが、じつは扇風機も例外ではありません。実際に、扇風機による発火・火災も発生しています。
その原因が、古い扇風機の使用によるもの。長期間使った扇風機は、部品や配線の劣化によってスパークが発生して発火した事例があります。

10年ものの扇風機は要注意

発火リスクがある“古い”扇風機は、製造から「10年」が目安です。
ここで気を付けたいのが、「まだ動くから」「キレイだから」と自己判断で使い続けること。扇風機による発火原因のほとんどは、内部の部品。これらは目に見えないところでガタがくるため、いつの間にか劣化していることが多いんです。経年劣化による事故は、10、20、30年と年数が経つにつれて増加する傾向がありますので注意が必要です。

扇風機の異変もくまなくチェックを

10年が寿命の目安出典:stock.adobe.com

10年というのは、扇風機が寿命をむかえる目安のひとつです。使い方や環境によっては、もっと早く劣化が進むこともあります。
お使いの扇風機に次のような症状が見られたら、劣化のサイン。リスクを避けるためにも使用を中止して、新しいものへ買い替えを検討しましょう。

  • 扇風機が臭う
  • 電源をONにしても運転しない
  • 羽根や本体に傷や割れがある
  • 電源コードやプラグにあきらかな劣化がある
  • 本体が熱を持っている
  • 羽根のまわり方が遅くなった

このほかにも、扇風機として異常を感じたらすぐに使用を中断してください。

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定期的に扇風機を点検しよう

点検を怠らない出典:stock.adobe.com

扇風機は夏の必需品ですが、劣化による火災リスクを避けるためにも、こまめな点検は欠かせません。
10年以上前に製造された古い扇風機をお使いの方は、買い替えも視野に入れてメンテナンス・点検を行いましょう。自分と家族の安全を守るためにも、ぜひ今日から行動に移してみてくださいね。

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著者

三木ちな

三木ちな

クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級の資格を保有し、お掃除のプロとして掃除や収納の知識を発信する、子ども3人のママライター。時短家事スペシャリストを受講し、家事や仕事で忙しい人でも「簡単にできるお掃除方法」を得意とする。 また、節約生活スペシャリストとして、食費2万円台で暮らす節約術や、ふるさと納税、業務スーパーのお買い物術などみんなが知りたい情報をいちはやくキャッチしお伝えしています。 腸活アドバイザーの資格を活かし、節約術だけでなく、カラダにいい食費節約術も発信中。

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