「また作って!」「お店みたい」と家族に言われる。ふんわりとろり、ナスと卵が“絶品料理に変わるコツ”

料理・グルメ

2025.07.10

時短料理家の田内しょうこです。冷蔵庫にある定番食材で作る、ふたつで美味しいふだんごはんをご紹介します。今回の材料は、ナスと卵だけ。「おいしいのひと手間」で味がばちっと決まります。わが家の新定番になる美味しさですよ。※調味料の数は食材に含めていません。

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ナス×卵。意外な組み合わせでごはんが進む!

材料

ナスに豊富に含まれるカリウムは、血液の循環を良くしてくれたり、余分なナトリウムを排出する働きをしてくれたりするので、食欲不振やだるさやなどの夏バテ症状の予防・緩和、むくみの解消が期待できます。

とろっとしたナスとふわふわの卵は、やわらか食感とやさしい甘み。
食感的にも、食欲が落ちがちな日にぴったりです。

ナスをとろとろに、卵をふんわりに仕上げるコツをご紹介します。

おいしいのひと手間1. 卵を一度炒めてから取り出す

美味しいのひと手間1

大切なポイントひとつめが、「卵は先に炒めて取り出す」こと。

卵の存在感がしっかり出て、ふんわり感も保てます。
少し面倒に感じますが、このひと手間で味が大きく変わります。

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おいしいのひと手間2. ナスには油を回しかけてじっくり焼き

おいしい2

ほどよく油がまわってじゅわっと柔らかいなすに仕上げるには「油を回しかけてから焼く」のがポイントです。
フタをしてしっかり柔らかくなってから、麺つゆと水を加えましょう。

それではここから、作り方をご紹介します。

ふんわりとろ〜り、ナスのふわ玉炒め(調理時間10分)

完成写真

材料(4人分)

  • ナス……2本
  • 卵……3個

<調味料>

  • 麺つゆ(3倍濃縮)……大さじ1.5
  • 水……大さじ2
  • (お好みで)片栗粉……小さじ半分※倍量の水で溶く

<その他>

  • 油……大さじ1

作り方

1.ナスはタテに8等分にする。

工程1

2.卵を割りほぐして塩少々を加え、油を熱したフライパンでふんわり半熟に炒めて取り出す。(おいしくなる重要な工程!)

工程2

3.同じフライパンにナスを入れ、ごま油を回しかけて中火で炒める。(おいしくなる重要な工程!)

工程3

4.全体に油が回ったらフタをして2分、蒸し焼きにする。

工程4

5.フタをとり、麺つゆと水を加えて煮立てる。

工程5

6.卵を加え、お好みで水溶き片栗粉を加えて全体をざっくりと混ぜ合わせる。

工程5

食材ひとつひとつをていねいに

完成2

ナスと卵、それぞれをきちんと柔らかく火を通せば、仕上がりはふんわりとろり。
麺つゆの旨みがなすにしみこみ、ごはんにもぴったりです。
ぜひ試してみてください。

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著者

田内しょうこ

田内しょうこ

「働くママの時短おさんどん料理」「育休復帰のためのキッチンづくり」「忙しいワーキングマザーのための料理」「子育て料理」をテーマに、書籍や雑誌、ウェブサイトで発信。出張教室やセミナーのほか、食と子育て関連の情報発信を行う。著書に『時短料理のきほん』(草思社)、『働くおうちの親子ごはん』(英治出版)、『「今日も、ごはん作らなきゃ」のため息がふっとぶ本』(主婦の友)などがある。

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