朝バタバタしてしまう人必見!いつもより早く出る朝にあると安心な「逆算スケジュール」の作り方

ライフスタイル

2019.07.19

家を出る時間がいつもより少し早くなる日。余裕を持って出かけることができますか? なんとなく早く見積もったはずなのに時間ぎりぎりになったり、緊張して早く起きすぎてしまったり、逆に起きられるか心配で眠れなかったり…。そんな経験をお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。
翌朝はいつもと違う時間に家をでなければいけないとわかっているとき、安心して眠り、起きるために使える魔法のメモがあります。それが「逆算スケジュール」です。

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「逆算スケジュール」があれば安心して眠れる

「逆算スケジュール」は、理想の到着時間から書き始めるメモです。使うのはどんな紙でも構いません。とにかく「紙1枚とペン」があれば大丈夫。
このメモさえ事前に作っておけば、何時に起きれば間に合うのかがわかります。だから、安心して眠ることができます。仮に寝坊した場合も、何時何分までに何をすればいいのか把握でき、軌道修正がしやすくなります。
仕事のためにきちんと逆算してスケジュールを立てる人は多いと思いますが、普段の生活にも逆算の考え方を取り入れると、驚くほどゆとりが生まれます。

「目的地への理想の到着時間」から書きはじめよう

はじめに書くのは「目的地への理想の到着時間」です。ギリギリに設定するのではなく、5~10分前に設定して書いておきましょう。電車で移動する場合は、目的地の駅への到着時間、最寄り駅の到着時間、家を出る時間……というように、「何時に家を出ればいいか?」を計算していきます。

「起きる時間」を割り出すのがゴール

逆算スケジュールで目指すべきゴールは「起きる時間」を決めることです。
これを洗い出すためには「家を出る理想の時間」からスタートさせます。まずは、その時間から10~15分前に「最終確認」と書きます。出がけに探しものや忘れものがあったり、子どもの世話などで予想外のことがあっても対応しやすくするためです。
ここまでできたら、自分の行うべき家事や身じたく、食事といった「やるべきこと」の内容を書き加えていきましょう。

なるべく、一つひとつの行動を「+5分」多く見積もるのがコツです。たとえば普段15分でメイクをする人なら「20分」かかると設定します。朝食を10分で用意している人は念のため「15分」にしておきます。ゆとりがたくさん生まれる分には問題ありません。
こうしてやるべきことをどんどん書き出していけば、最後にたどりつくのが「何時に起きれば、理想の時間に到着できるのか?」というところです。この起床時間が決まれば、逆算スケジュールの作業は終わりです。

考えるのに必要な時間は5~10分ほどです。毎日やるならば手間かもしれませんが、イレギュラーな予定が入っている朝だけでもはじめてみませんか?

文/三條凛花 http://365kaji.blog.jp/
整理収納アドバイザー。時間の使い方を整えることで家事や片づけがラクになる方法を提案している。著書に『時間が貯まる魔法の家事ノート』(扶桑社)など。

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