低温調理法とは?
『低温調理法』とは、料理科学研究家の水島弘史シェフが科学的な視点に基づいて提案された調理方法です。料理と言えば、強火にするイメージが強いですが、低温・弱火で調理した方が美味しくなるそう。
今回は、水島シェフが考案された『低温調理法』で作る炒飯を実際に作り、「ずっと強火」で作った炒飯と食べ比べしてみました!
『低温調理法』で炒飯を作ってみました
今まで炒飯を強火で作っていた時は焦げることを心配して焦りながら作っていましたが、『低温調理法』だと食材に徐々に火が通っていくので落ち着いて作ることができました。
先にご飯を油でコーティングするので、激しくフライパンを振らなくても炒飯がパラパラになり、コンロ周りに炒飯が飛び散ることもありませんでした。
『低温調理法』と「ずっと強火」で作った炒飯を食べ比べました
『低温調理法』で作った炒飯は、まさか低温でゆっくり作ったとは思えないくらいパラパラで、味付けは塩コショウだけなのに素材の味が引き立って美味しかったです。
同じ材料で「ずっと強火」で作った炒飯は、調理中にフライパンを振って混ぜたつもりが一部焦げ付いていました。また、炊き立てのご飯を水で洗ったり、油でコーティングしていないので、ご飯同士が部分的に塊になっていました。
『低温調理法』は最後の仕上げに強火にするだけなので焦げ付く心配が少ないと思います。激しくフライパンを振らずにできるので、1人前なら約20cmの小さなフライパンでも炒飯をこぼすことなく作れます。
炒飯は強火で調理するものだと思っていましたが、『低温調理法』で作るとパラパラとした本当に美味しい炒飯ができました。皆さんもぜひ作ってみて下さい。
文/S.Aiko
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