【料理科学研究家発】『低温調理法』で作る炒飯が絶品!誰でも失敗せず‶パラッパラ”に仕上がる!

料理・グルメ

2019.07.05

2019年6月4日放送されたTV番組『教えてもらう前と後』で「美味しいチャーハン」の作り方が紹介されました。

強火で作ることの多い炒飯を、弱火で低温調理することで美味しいパラパラな炒飯ができるそう。本当に低温で美味しくできるのかが気になったので、今回は『低温調理法』で炒飯を実際に作ってみました。

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低温調理法とは?

『低温調理法』とは、料理科学研究家の水島弘史シェフが科学的な視点に基づいて提案された調理方法です。料理と言えば、強火にするイメージが強いですが、低温・弱火で調理した方が美味しくなるそう。

今回は、水島シェフが考案された『低温調理法』で作る炒飯を実際に作り、「ずっと強火」で作った炒飯と食べ比べしてみました!

『低温調理法』で炒飯を作ってみました

【材料】1人前
・ご飯(炊いたもの)100g
・サラダ油 小さじ2
・卵 1個
・長ネギ 15g
・ハム 30g
・塩 1.4g
・こしょう ペッパーミル2回転
・ごま油 2g

【下準備】
長ネギはみじん切り、ハムは短冊切り、卵は溶いておきます。

①ボウルで受けたザルにごはんを入れ、大さじ3杯の水で粘りを洗い取ります。

②ザルに入ったご飯に小さじ2杯のサラダ油を加え、ほぐしたご飯をコーティングします。

【ポイント】
ご飯を水で洗い、油でコーティングすることで炒飯がパラパラになります。

③火にかけていないフライパンに油と溶き卵を入れ、ゴムベラを使って混ぜながら弱火で2分間加熱します。

④卵が半熟状態になったら②のご飯を入れ、フライパンを振らずにゴムベラで切るように混ぜます。

⑤ご飯と卵が絡んだら、フライパンの真ん中をあけ、ネギを入れて炒めます。

⑥ネギがごはんにしっかり混ざったら、ハムを入れて塩で味付けをします。

※このタイミングで『レタス』を入れても美味しいですよ。

⑦最後に強火にしてフライパンの底の部分にごま油を入れ炒めます。
 コショウをかけて全体になじませたら完成です。

今まで炒飯を強火で作っていた時は焦げることを心配して焦りながら作っていましたが、『低温調理法』だと食材に徐々に火が通っていくので落ち着いて作ることができました。

先にご飯を油でコーティングするので、激しくフライパンを振らなくても炒飯がパラパラになり、コンロ周りに炒飯が飛び散ることもありませんでした。

『低温調理法』と「ずっと強火」で作った炒飯を食べ比べました

左側が、『低温調理法』で作った炒飯
右側が、同じ材料でずっと強火で作った炒飯

『低温調理法』で作った炒飯は、まさか低温でゆっくり作ったとは思えないくらいパラパラで、味付けは塩コショウだけなのに素材の味が引き立って美味しかったです。

同じ材料で「ずっと強火」で作った炒飯は、調理中にフライパンを振って混ぜたつもりが一部焦げ付いていました。また、炊き立てのご飯を水で洗ったり、油でコーティングしていないので、ご飯同士が部分的に塊になっていました。

『低温調理法』は最後の仕上げに強火にするだけなので焦げ付く心配が少ないと思います。激しくフライパンを振らずにできるので、1人前なら約20cmの小さなフライパンでも炒飯をこぼすことなく作れます。

炒飯は強火で調理するものだと思っていましたが、『低温調理法』で作るとパラパラとした本当に美味しい炒飯ができました。皆さんもぜひ作ってみて下さい。

文/S.Aiko

※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。

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