そうめんのゆで時間は、通常は1分半〜2分程度ですが…
そうめんのパッケージには、ゆで時間の目安として1分半〜2分と表示されているものが大半です。一般的には、ゆで時間よりも長くゆでることはタブーとされており、水分を多く吸ってしまった麺はブヨブヨとしておいしさが半減してしまうと考えられていますよね。
ところが、表示時間の倍の時間、4分間ゆでる「4分そうめん」が、そうめんのおいしさをアップするという情報がインターネットで話題になっているというので、実際に普通に茹でたそうめんと食べ比べてみました。
「4分そうめん」の作り方のポイント
◼︎用意するもの
そうめん以外には、大量の氷水のみ
◼︎ポイント
・ぬめりを落としたら、スピーディーに氷水へ入れる
・大量の氷水を用意する
ゆで時間が長い分、ゆであがった直後のそうめんは水分を多く含んでいます。素早く大量の氷水でキンキンに冷やし、しっかりと冷やすことでそうめんがキュッとしまるのです。氷水で洗う際は、手も冷たくなるので気をつけてくださいね。
「4分そうめん」と表示時間どおりの1分半ゆでたそうめんを食べ比べてみると…
見た目にはさほど大きな変化は表れていませんが、「4分そうめん」のほうが多少透明感があってツヤツヤの仕上がりに。
そして、気になる食感はというと…
ひと口食べて驚きましたが、まったくの別物になりました。「4分そうめん」は、みずみずしく、むちっとした食感で食べ応えがありおいしい! ゆであがった直後のくたくたな印象がウソのようです。2倍の時間でゆでたそうめんは、おいしさが2倍以上になる結果でした。
しかも、残ったそうめんを冷蔵保存して翌日食べてみたところ、そうめん同士がベタついてくっ付くこともなく、水通しをしなくてもいいほど。
そうめんのゆで時間は、これからはずっと4分間で決定です!
そうめんの常識をくつがえす「4分そうめん」。ぜひお試しくださいね。
文/グンジカナ
※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。