なぜキッチンペーパーで冷ますのか
なぜ、熱したフライパンをキッチンペーパーで冷ますのかというと、フライパンを均一に温めるために最初に高温で熱し、それからホットケーキを焼く適温まで冷ますためです。
フライパンの温度が高いままだと、ホットケーキの表面の色味が悪くなるだけでなく、生地の接地面が急速に沸騰し、気泡ができてしまいます。
この気泡は焼き上がったときにクレーター状になり、見た目も食感もよくありません。
だから、濡れたキッチンペーパーでフライパンの温度を下げることで、きれいで食感のよいホットケーキが作れるのです。
テフロン加工のフライパンは油なしでOK
鉄製のフライパンを使用する場合は、焦げ付きを予防するために油を使用することは必須です。油をしっかりなじませるためにはまずフライパンをしっかり温めることが大切なのです。
しかし、この油、ホットケーキを焼く際には、色ムラの最大の原因になります。
鉄製のフライパンの場合は、油を引いて馴染ませた後は、キッチンペーパーで拭き取るように、薄く伸ばしておきましょう。
テフロン加工されているアルミ製フライパンの場合は、油を引かずに焼きましょう。
焦げ付く心配はないので、油を使わない方がムラのない焼き色をつけることができます。
焼くときは弱火でじっくり焼き上げるのがおすすめ。
生地を流し入れて3分、プツプツと小さな泡が現れたら、ひっくり返して2分。
これでふっくらでふわふわ、キツネ色のきれいなホットケーキの完成です。
動画で手順を確認できます
ホットケーキをきれいに焼き上げる裏ワザをご紹介しました。
ほんのひと工夫ですが、味だけでなく、きれいな見た目に仕上がると嬉しいですよね。
やけどに注意しながら、ぜひお試しください。
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