子どもを褒めて育てるコツ4選!「褒めて終わるべき」とは?【食育キッズトレーナーに学ぶvol.5】

家族・人間関係

2019.11.13

5回にわたってご紹介している、キッズ食育トレーナー爲我井先生の食育と子育てのお話。
今回は子どもにお料理をしたりお手伝いをしてもらいながら「褒めて育てるコツ」をご紹介します。

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子どもを褒めて育てるコツ4つ

子どもを褒めるコツ4つ

・できないことではなく、できることを見つけてあげる
・小さなことでも言葉にして褒める
・簡単なこと、得意なことをやらせて褒めポイントを増やす
・褒めて終わる「クロージング」が大切

褒められる=認められる=自己肯定感が育つ!

テーブルを拭くのだって立派なお手伝い たくさん褒めてあげよう!

爲我井先生のレッスンを見ていて一番感じたのは、とにかく先生が褒めること。ほんの小さなことでも見逃さず「すごいね」「できたね!」と、子どもひとりひとりに声をかけていました。

「キッズ食育協会では、お母さん向けの講座も開催しているのですが、言葉の魔法についてもよく取り上げています。言葉の魔法のひとつとして、褒め言葉があります」

「これできないの? と否定して入るのではなく、できたね、とできたことを見つけて褒めてあげるのが大切です。とくに幼児期、小さなお子さんほど、重要です。なぜなら、小さいうちはとくにママやパパに褒められることが子どもにとっては嬉しいことだからです。褒められるとやる気がでる、もっと頑張ろうと前向きになる。だから、もうどんどん褒めてあげて下さい」

でも、なんでもかんでも褒めるわけにもいきませんが・・・。コツはあるのでしょうか。

「夕飯のお手伝いでも、何も難しいことや、いきなり料理をしなくてもいいのです。お箸をだしてもらうことなら簡単ですよね? ママの分、パパの分、弟の分、箸をテーブルに並べたら、助かったわ、上手に並べられたね、と褒めましょう」

「子どもの人柄というか性格によっても、得意不得意なことがあるでしょう。まずは得意なことからやってもらって、そしてたくさん褒めてあげて下さい」

「苦手な食べ物を克服することについてでもお話ししましたが、嫌いなものをひとくちでも食べたら、うわースゴイ!食べられたね!と声に出して褒めてあげる、褒められると嬉しいし、そうだ、食べられたんだ、と改めて子どもも認識する。褒められる=認められる=自分でも認める、自己肯定ができることは、子育てではとても大切な成長ステップだと思います」

自己肯定感、ときどき耳にする言葉です。子どもが自分の存在を認められていると思える、前向きになれることは、いわゆるポジティブシンキングと同じですが、親が褒めてあげることで、この自己肯定感は大きく育つのでしょう。

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