【歯科医に教わる】子どもに「よく噛んで!」と言うけれど…どうしてなのか知ってる?

家族・人間関係

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2019.11.06

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正しく噛む習慣があって、よく噛むと、メリットが沢山!

よく噛むことのメリット1:脳に刺激がいく



歯の根っこと骨の間には歯根膜があります。歯根膜は噛むときに、強い力が骨に伝わらないようにクッションの役目をしたり、脳に信号を送るセンサーの役目をしたりします。

送られた信号は、脳の中の記憶を司る「海馬(かいば)」に伝わります。また「海馬」だけでなく、感覚の情報を集める部分も活発になることが最近の研究でわかってきています。

よく噛むことのメリット2:虫歯・歯周病予防


噛むことで、唾液(だえき)がたくさん出ます。唾液は、歯や歯ぐきについた食べ物や汚れを洗い流してくれるため、虫歯や歯周病予防になります。また、唾液の中に含まれている成分が、歯の再石灰化や、食事で酸性になった口の中を中性に戻してくれます。

よく噛むことのメリット3:消化や風邪の予防を助ける


よく噛んで出てきた唾液はサラサラしており、食べ物を飲みやすくしたり、口の中の乾燥を防いでくれたりします。またお米やイモ類などのでんぷんを分解して、胃の中に送り込んでくれるので、お腹にも優しいのです。そのほか、ウイルスや細菌の発育を抑え抵抗してくれるという役割も。

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