にんにくは切り方でにおいがやわらぐ
にんにくのにおいの元は、アリシンという化合物。そこで、においが苦手な人は、アリシンがなるべく発生しない方法で切るのがポイントとなります。
まず、にんにくの薄皮をむくさいは、にんにくをひとかけずつに分け、根元を数ミリ包丁で切り、皮をむきます。このとき、にんにくを傷つけると、アリシンが作られるので、できるだけ傷つけないようにします。
さらに、根元を切ったにんにくをそのまま電子レンジで10秒ほど加熱すると、薄皮がむきやすくなります。
にんにくのにおいの元は、切った部分から出てくるので、調理する直前に切るようにします。まず、縦半分に切って、中の芯を取り除きます。芯は食べられますが、においの元となる成分が集まっているので、においが苦手な人は、取り除くのがおすすめです。
細かく切るときは、繊維に沿ってにんにくをつぶさないように切りましょう。
野菜は切り方によって味わいまで変わるんですね。これまで何気なく切っていたという人は、これからは、ぜひ切り方を意識してみてください。
監修/吉沼弓美子(管理栄養士)
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