まずは「鈴木」家の歴史をたどります
全国的に多い名字の代表格である「鈴木」の姓。学校や病院など、人の多い場面で呼びかけられた「鈴木さん!」の声で振り返るのは一人や二人ではありません。その「鈴木」家の直系の先祖をさかのぼると、和歌山県海南市藤白にある「鈴木屋敷」に住んだ鈴木一族にたどり着くといわれています。
平安時代の末期、和歌山県海南市の鈴木一族は「紀州藤白鈴木家」として、熊野神域の入り口とされる藤白神社にある「鈴木屋敷」で上皇や法皇をお迎えし、熊野三山の案内役を務めていました。また、「鈴木屋敷」は熊野詣をされる人々のおもてなしの場として大変な賑わいをみせ、一族は繁栄を築いたそうです。
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