主演の新田真剣佑&北村匠海がキラキラ輝く青春映画
不慮の事故でゴーストになったアキが、テープを拾った颯太と思いがけない交流を進めていくという、ゴーストと大学生のバディ映画は、二人ともイケメンなので眼福この上ないです!
二人が協力してアキの青春を取り戻そうとするこの物語には、常に「死」が横たわっています。しかし、決して暗く辛い映画ではありません。明るいアキと根暗な颯太という正反対の性格二人の友情が、実に爽やかに描かれているからです。
とはいえ、アキはゴーストですから、友情は永遠じゃありません。入れ替わりの時間が短くなっていくにしたがって、アキは消えてしまうのか…と、胸がギュンと痛くなり、友情の行方が気になって仕方ありません。
真剣佑が演じるアキの明るさと切なさ
真剣佑さん演じるアキは、事故で青春を奪われてしまったけれど、諦めきれなかったからこそ、自分たちのバンドのテープを通して現れました。
颯太の体を借りて夢を達成しようとする明るく前向きなアキ。でも颯太がいないと、大好きなカナと話せないし、バンド仲間と音を出すこともできない。そもそも自分の姿は颯太以外には見えないのです。
アキを失って悲しみにくれるカナを見ても抱きしめてあげられないアキの苦しみを想うと涙が…。真剣佑さんは明るさと陰を自在に操って、アキの青春を輝かせています。
北村匠海が演じる颯太の成長
北村匠海さん演じる颯太は、引っ込み思案で根暗な大学生ですが、アキに体を貸すと明るくて社交的で楽しい男に変わります。つまり北村さんは、一人二役のような芝居を要求されているのですがそれを自然にこなしており、演技力の高さにびっくりさせられます。また「DISH//」というダンスロックバンドを組んでいる北村さんゆえ、ライブシーンでの素晴らしい歌声にもうっとり。
颯太はアキと交流したことをきっかけに、バンド仲間と音楽を奏でたり、アキの恋人のカナに片思いをしたりします。そしてアキに引っ張られるように、心の奥に引っ込めていた自分の個性を表現できるようになるのです。そんな颯太の成長にも注目してください。
※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。