新年度頑張りたいのは「貯金」がダントツ! 家事や美活も
女性が新生活でがんばりたいこと
『日本生協連』の調査で全国の20~59歳の女性(全回答者:1,000名)に、この春(4月)からの新生活でがんばりたいことを聞ききました
1位 「貯金」(41.4%)
2位 「料理」(31.2%)
3位 「家事(掃除・洗濯など)」(29.9%)
4位 「ダイエット」(27.8%)
5位 「無駄遣いをやめる」(27.4%)
貯金がどの世代でも多く、潜在的に抱える将来の不安がうかがえます。
一方で「おしゃれ・美容」や「ダイエット」も多く、美しさを磨く“美活”に力を入れ、自分を輝かせていたいと考えている人も多いようです。
新生活で夫にがんばってほしいこと
次に配偶者がいる人(597名)に、この春からの新生活で夫にがんばってほしいことを聞きました。
1位 「仕事」(45.1%)
2位 「子育て・教育」(23.6%)
3位 「無駄遣いをやめる」(22.1%)
4位 「家事(掃除・洗濯など)」(20.4%)
5位 「食生活の改善(野菜を摂るなど)」(16.1%)
「貯金」と同様にお金に対する不安からなのか、夫により稼いでもらいたいと考える人が多いようです。
世代別にみると、
40代では「食生活の改善(野菜を摂るなど)」(17.8%)が2位、「ダイエット」(11.7%)が4位となり、夫の健康を気遣う女性も多いことを感じます。
やっぱり先行き不安?節約意識の高まり
節約したいところ
前項の調査で「貯金」が1位であったことからわかるように、お金に対する意識の高さがうかがえます。全回答者(1,000名)に、この春からの新生活で、どのようなことにかけるお金を節約したいと思うか聞きました。
1位 「水道・電気・ガス」(44.3%)
2位 「外食」(34.7%)
3位 「食事(外食除く)」(33.6%)
4位 「衣類・ファッション用品」(23.9%)
5位 「通信(スマートフォンやインターネットなど)」(17.5%)
電気代をはじめ、水道代やガス代などの水道光熱費や5位の通信費からわかるように固定費を抑えて節約したいと考えている人が多いようです。
その一方で「外食」や「ファッション」といった贅沢を抑える節約も支持を得ています。
とくに2位の「外食」(20代45.6%、30代39.2%、40代28.0%、50代26.0%)は、家族で数回行っていた外食を控え、自炊をすることで高い節約効果が見込めます。
また、1ヶ月あたりの節約の目標額を聞いたところ、
「5,000円~10,000円未満」(27.3%)に回答が集まり、平均額は10,420円となりました。
大きな節約は難しくても、コツコツと日々の生活の中で抑えていきたいという心情が現れた数字ですね。
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