トイレのニオイ、実はフィルターが原因かも
脱臭フィルターは、意外と見落としやすい場所です。空気を吸い込む仕組みのためホコリがたまりやすく、放置すると目詰まりを起こしてしまいます。
フィルターが詰まると空気の流れが悪くなり、脱臭機能が十分に働かなくなることも。その結果、せっかくの機能があってもトイレのニオイが残りやすくなってしまいます。
だからこそ、定期的にホコリを取り除き、清潔な状態を保つことが大切です。
脱臭フィルターの掃除方法
用意するもの
- 中性洗剤(ウタマロクリーナーなど)
- 古歯ブラシ
- キッチンペーパーまたは布
手順⒈ フィルターを取り外す
作業を始める前に、必ずトイレ本体の電源を切るかコンセントを抜いてください。フィルターは便座の後方や側面に付いていることが多く、カバーを外すと簡単に取り外せます。外し方は機種によって異なるため、取扱説明書を確認してから作業してください。
手順⒉ ホコリを取り除く
古歯ブラシで表面を軽くこすり、フィルターにたまったホコリを落とします。網目に入り込んだホコリも、古歯ブラシでかき出してしっかり取り除きましょう。
手順⒊ 中性洗剤で洗う(※水洗い可能なフィルターのみ)
取扱説明書に「水洗い可」とある場合は、中性洗剤を吹きかけて古歯ブラシでやさしくこすり洗いします。
手順⒋ 水ですすぐ
洗剤が残らないように、流水でしっかりすすぎます。
手順⒌ 乾燥させる
水気を拭き取ったあと、風通しのよい場所で完全に乾かしてから元に戻します。
掃除頻度の目安は?
脱臭フィルターのお手入れは、だいたい月1回くらいが目安です。花粉やホコリが多い時期は、少し早めに掃除してあげるとニオイ残りも防ぎやすくなります。掃除をしてもニオイが気になるときは、脱臭カートリッジの交換を検討してみましょう。
快適なトイレを保つために
トイレの脱臭フィルターは、つい見落としがちな場所ですが、ホコリがたまると脱臭効果が落ち、イヤなニオイの原因になることもあります。月に1回を目安に、歯ブラシと中性洗剤でホコリを落とすだけで、トイレの空気はすっきり快適に。取扱説明書を確認しながら、定期的なお手入れを習慣にしてみてください。