「稼げなくても、稼いでも、お金がない!」を経験
今は人気ファイナンシャルプランナーとして大活躍の篠原さんですが、若い頃はなんと「吉本の芸人」だったというから驚きです。
芸人だった当時は、薄給で困窮。それで歩合制の営業マンに転職したという、篠原さん。その結果、月収100万以上稼げる高給取りになる……という波乱万丈の人生。なぜFPの道に進んだのか聞きました。
「稼いでいないならわかるんですが、ちゃんと稼いでいても、なぜだかお金が残らないんですよ。いつでもお金に困っている、という現実に『お金ってなんだろう?』と疑問に思ったんですね。それでこれは、自分にはお金に対する知識が必要だなと思って、営業をスパッとやめて、ファイナンシャルプランナーの道へ進むことにしたんです」篠原さん。
見えない檻に囚われている
「当時の自分の行動を振り返ると、なんとなく“稼いだら、後輩におごるもの”、なんとなく“飲み会の最初はビール”、なんとなく“みんながやっているから”と言う理由でなんとなくお金を使っていました。
これを僕は『檻理論』と呼んでいるんですが(笑)、みなさんも同じようなこと、ありませんか?」と言う、篠原さん。
実際、「自分で選んだ」と思っているものも、しっかり考えてみるとSNSの情報に振り回されたり、流行に踊らされていると感じたりしていませんか? それに気がついた篠原さんは、大切なことは『自分で決める』ことだとおっしゃいます。
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