あなたは安物買の銭失い?「コスパとコストの違い」ちゃんと理解していますか #コスパの神様

働く・学ぶ

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2020.04.05

その人の価値観によって変わるという「コスパ」。「ここで知って欲しいことは、コスパ=節約ではない、ということ。本当の意味での、あなただけのコスパを見つけてください」と言う、ハリセンFPの愛称で人気のファイナンシャルプランナー篠原充彦さん。早速、わかりやすい具体例を紹介します。

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どっちのコーヒーを選ぶ?

出典:www.pakutaso.com

1杯¥300のチェーン店のコーヒーと、1杯¥1,000のホテルラウンジのコーヒー。あなただったら、どちらを選びますか?

「僕なら、1杯¥1,000のコーヒーを選びます。なぜなら、そこで仕事の打ち合わせをしたいから。静かで落ち着いた場所を確保するのが目的の場合、1杯¥1,000でもコスパは悪くないんです。反対に、1杯¥300のコーヒーは、価格(コスト)だけ見たら安いかも知れません。でも、落ち着いて仕事の話ができないので、僕にとっては¥300を払ったのに、目的は達成されない。だから、コスパが悪いということになります」と、篠原さんは語ります。

コスパは「目的」により変わる

『コスパの神様』著者の篠原充彦さん

安い・お得・低価格のイメージが強かった「コスパ」。確かに、目的が「ちょっと時間を潰したい」なら、1杯¥300のチェーン店のコーヒーで十分ですし、これなら1杯¥1,000のホテルラウンジよりコスパが良いと言えるでしょう。

「大事なのは、自分の意思(=ジャッジ力)をちゃんと持つこと。何を求めるかで、お金や物の価値は変わってくるんですよ」と篠原さん。

目的と手段を明確にして自分でジャッジする。それがコスパのいい行動に結びつくようです。そのために必要なのは「ジャッジ力」ですが、どうしても迷ってしまう人はどうすればいいのでしょうか?

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