どのトマトさんも表情が豊か!『トマトさん』
お話の主人公は、真っ赤に熟れたトマトさん。ある昼下がりにトマトさんは木から落っこちた……暑い日だったので、トマトさんはジリジリと暑くなります。そんなときミニトマトやトカゲは小川へぽっちゃん! トマトさんは涙を流します。涙の理由は一体なぜでしょうか……?
大迫力に描かれたトマトさん。涙を流すトマトさんや嬉しそうなトマトさん、つーんとするトマトさん、転がるトマトさんなど、どのトマトさんも表情が豊かです。トマトが苦手なお子様もトマトさんの表情に釘付けになるのではないでしょうか。絵本は3歳から読み聞かせができ、小学生の低学年からは1人でも読める本ですよ。ぜひ気になるトマトさんの涙の理由をチェックしてみてくださいね。
子どもの好き嫌いに悩んでいるのは親だけじゃない?『ぜったいたべないからね』
『ぜったいたべないからね』にでてくるチャーリーは両親から妹ローラにご飯を食べさせてねとお願いされますが……それは大変なことになります! なぜ大変なの? それは妹のローラの好き嫌いにありそうです。ローラはニンジンは「うさぎのエサ」、「豆は緑!」と一切受け付けないから大変! でもそこはチャーリーの腕の見せ所。ローラは次々と嫌いな野菜を口にいれていきます。大人も真似したいその方法とは?
子どもの好き嫌いを克服して野菜が食べられるようになるお話なのですが、妹の好き嫌いに一躍担うのはお兄ちゃん。両親だけが子どもの好き嫌いに悩んでいるのではないんですね。
文章がユニークに書かれていて、子どもに何度読んでとお願いされても、何回でも楽しく読めました。食卓は楽しいものと思える1冊です。
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