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「勉強しなさい!」という前に。子どもが心地よく勉強できる空間づくり、3つのコツ

三木智有

NPO法人tadaima!という団体をやっております三木智有といいます。
tadaimaでは家事シェアをする方法やする意味をパパ・ママに向けて広める活動や、元インテリアコーディネーターだった知識を活かして子育て家庭のためのモヨウ替えコーディネートを行っています。

今回は子どもが集中できる空間、勉強したくなる空間の作り方をお伝えします!
3つのポイントを押さえれば、心地よい空間ができますよ!

子どもが心地よく勉強できる空間づくり、3つのコツ

ステイホーム期間に、オンラインで授業を受けていたというお子さんも多いと思います。
この時期にあらためて見直されたのが「子どもの学習環境」。
僕自身、今回のコロナ禍でオンライン授業にも携わり、これからは家庭内でいかに子どもたちが心地よく勉強できるかというのは、とても大切なことだと実感したのです。

今回は、子どもが心地よく勉強できる空間づくりに必須の3つのコツをお伝えします。

子どもが心地よく勉強できる空間づくりのコツ1:デスクに収納させない

お子さんの「学習机」はありますか? ある場合、そこでしっかり勉強できていますか?

モヨウ替えでお客様宅へ伺ったときに目にするのですが、せっかく子ども用の学習デスクがあっても、上が散らかりすぎて勉強がそこでできないというケースがあります。

その原因の中で最も大きいのが、学習デスクの上置き棚です。デスクについている教科書などをしまえる棚のことです。

じつは、この棚を使いこなすのはとても難しく、使いこなすことができずにデスクそのものが物置になってしまうケースをよく見ます。

一見便利そうなのに、なぜ使いこなすのが難しいのか。
それは、ほとんどの場合、そこにすべての物が収まりきらないからです。

教科書、参考書、プリント、お道具箱、作った作品、おもちゃやカードゲーム、漫画などなど。
「学校で使うものだったらとりあえずここに置いておけばいいや」と最初はちゃんと分類したりもするのですが、そんなに収納量が多くもないデスク上の棚。すぐに溢れてしまいます。
でも、そこにしまうのだと思って、そのままデスクの上に物を置き続けてしまう。
ランドセルから出したら、とりあえずそのままデスクに置きっぱなしになる。
その結果、デスクは勉強をするスペースではなくて物置となってしまうのです。

つまりあれもこれもできる万能グッズが、意外と全部中途半端になりがちなように収納力が高いデスクは、収納力の低い収納になってしまうのです。

これを解消するためには、デスクは「作業をする場所」とすることです。デスクに棚がある場合はこれを外して、収納できないようにしてしまうのです。これによってデスクの役割はひとつにしぼられ、使い方がシンプルになります。

子どもが心地よく勉強できる空間づくりのコツ2:子ども部屋に必要な家具はデスクよりも本棚

出典:stock.adobe.com

2つ目のコツは、子ども部屋を作ったらデスクよりもまずは本棚を置くスペースを確保することです。
先に述べたようにデスクの上に収納をしないとなると、必要になってくるのは収納です。
小学校の6年間で、子どもの物はおおよそ5.6倍になるという調査があります。中でも増えるのが本類。
漫画なども馬鹿にならない数に増えていきます。
なので使われないデスクを置くよりも、本棚をしっかりと設置してあげたほうがよほど効率的にお部屋を活用することができます。
なので、大きな学習デスクよりもコンパクトでシンプルなデスクと本棚。この組み合わせが子ども部屋にはベストです。

もし、両方は置けないという場合はデスクよりも本棚を置くことをおすすめしています。
とくに低学年のお子さんの場合、リビング学習することが多いので個室にデスクがあるよりも収納としての本棚があったほうがずっと活用されます。


子どもが心地よく勉強できる空間づくりのコツ3:子どもが欲しい環境を見極める

さいごに。子どもたちは実に自由な場所で勉強し、集中します。
オンライン授業を行っていても、寝転びながら集中力を発揮する子もいれば、スタンディングデスクのように立ちながら受けている子もいました。学習デスクに座っていなくても集中して勉強に向き合える子どももいます。

大切なのは、きちんと座って勉強することではなく、いかに集中した環境で勉強できるかです。
学習デスクが悪いわけではありません。でも子どもがその場所を必要としているかどうかもわからないのに買い与えても物置になってしまう可能性が高いのも事実。

大きくなってきて「自分の部屋に机がほしい」というようになってから用意してあげても遅くはありません。

デスクじゃなくてソファの方が集中できる、TVがあっても大丈夫と言う子もいるでしょう。
親としては「自分の部屋で集中しなさい!」と言いたくもなりますが、その子がどこでなら集中できるのかをしっかりと話し合ってみるのが、なによりもおすすめです。

三木 智有
NPO法人tadaima!代表 日本唯一の家事シェア研究家 子育て家庭のためのモヨウ替えコンサルタント。
NPO法人tadaima!:http://npotadaima.com/

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