知ってる? 梅のすごい効能
和歌山県のみなべ町の『梅と梅干PRリーフ』によると、梅には昔から殺菌作用があり昔から機能性食品として愛されてきたと記されています。
梅は古くから縁起がいいものと扱われてきた事実は多くの人が周知のことかと思いますが、胃の障害を引き起こすヘリコバクターピロリという菌の運動を阻害、または抑制することが科学的研究で分かったのだそう。さらには、血糖値の上昇を抑制する効果もあるという科学的な証明があるのだそう。
子どもがかかりやすいインフルエンザなども、梅に含まれるポリフェノールの一種「エポキシリオニレシノール」がインフルエンザウイルスの増殖を抑制してくれるのだそうで、まさに家族全員が嬉しい効能を持ち合わせていますよね。
自然食品で驚きの効能がある梅を、日常生活にぜひおいしく取り入れたいですよね。
<出典>
和歌山県みなべ町『健康に欠かせない 梅パワー』
和歌山県みなべ町『梅と梅干PRリーフ』
子どもと楽しむ! 梅ジュースの作り方
梅干しは、人によっては「酸っぱくて食べられない」という人も多いでしょう。そこで、梅ジュースを生活に取り入れてみましょう。お酒を使わないので、子どもと楽しんで作ることができますよ。
<材料>
梅…2㎏
砂糖…1.5~2㎏
<作るときに必要な道具>
広口ビン(6~8㍑)…1個
*広口ビンをあらかじめ熱湯消毒しておきましょう。
1.梅をザルにいれて、水道水でよく洗いましょう。
2.梅を24時間以上冷凍する必要があるので、今回はジップロックを使いました。ビニール袋などでも問題ないと思います。24時間冷凍するので、時間がわかるように保存日時を書いておきました。
砂糖と凍った梅を交互に入れる
3.広口ビンに凍った梅を敷き詰めて、そこに砂糖を梅が見えなくなるまでいれます。
*ジップロックを開けると、すでに梅の甘酸っぱいいい香りがしてテンションが上がります。子どもも「梅ジュース飲みたい」と大はりきりでお手伝いしてくれました。
4.お砂糖をまんべんなく敷いたら、残っている梅をまた敷きつめます。そうして交互に梅と砂糖を広口ビンにいれていきます。
*「梅のうえに雪が積もったみたい」と次男がいいコメントを残してくれました。単純作業なので「楽しい!」と喜んでくれました。
<POINT>
砂糖は最大量で2kg。一段ずつを多めにいれることを心がけるといいでしょう。
全ての梅と砂糖を入れ終わったら密封
5.全ての梅と砂糖を入れ終わったら、密封して保存しておきます。梅が溶けはじめたら、砂糖が溶けるようにビンごと動かして、砂糖をとかします。約10日ほどで梅ジュースの完成。
保存する場合は、加熱殺菌して、冷蔵庫で保存します。飲むときは水で4〜5倍に薄めましょう。
あらかじめ梅ジュースをいれる容器はよく洗い、熱湯消毒をするといいでしょう。プラスチックなどの容器に入れる場合は、粗熱をしっかりとってから梅ジュースをうつすようにします。
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