お守り代わりのミントティー
私の仕事は「ポタジェガーデン」というハーブ農園の営業です。
まだまだ気温が30度を余裕で超える日の外回り営業には覚悟が必要ですよね。
腕や首にも日焼け止めをたっぷり塗りたくり、ハンドタオル、マスクの替え、ローズマリーのアロマオイルをバッグに詰めていざ出陣です。
先日、いつも以上にプレッシャーを感じる日の外回り営業にアイスミントティーを詰めた水筒を持って行ったところ大正解でした。
1件目はすんなり商談成立しましたが、2件目は、アポを入れたはずが、担当者に伝わっておらず、「来られて大迷惑!」というリアクション。商談の入口にも入れず惨敗どころか、玉砕です。たまにありますが、やはり、へこみます。
3件目では、洞察力が鋭すぎる超優秀なバイヤーとの打ち合わせが1時間以上続きました。決して飛ぶようには売れないハーブをどう売り出すかという作戦会議で脳みそから汗が吹き出します。
そんなとき、水筒に入ったアイスミントティーをごくごく飲むと少しは気分も落ち着くし、新しいアイディアも浮かぶもの。
そう、ミントティーは水分補給だけでなく、私にとってお守りのようなものなんです。今日は気分を和らげ、心身のこわばりを浄化してくれるミントのお話をします。
ミントはリラックス効果が。ハーブの中でも抜群の生命力
ミントは、ハーブのなかでも抜群の生命力NO1!
その生命力の強さから、ハーブのなかで最も繁殖しやすく交配といって、かけ合わせにより新たな品種が生まれやすいハーブでもあります。
ひとことにミントと言っても、この世には300種も1000種もあるといわれているほどミントは多種多様。
私が勤めるポタジェガーデンには食用ハーブだけで『ミント』の名のつくものが4種もあります。
王道のスペアミント、メントール効果の高いペパーミント、モヒート専用のキューバミント、ハーブティーに合うアップルミントです。
ガーデニング用のミント苗に至っては、20種以上のラインナップを誇ります。
オレンジミント、レモンミント、ストロベリーミントなど果実の香りを持つミントから
モロッコミント、チョコレートミント、オーデコロンミントなどレア系ミントまで。
すべてのミントに共通して言えるのは、リラックス効果です。
スーパーで手軽に買えるミントを生活に取り入れて、皆さんが元気に過ごせるように、今日は手軽にミントを使ったレシピをご紹介します。
『マツコの知らない世界』でマツコさんが飲みほしたミントティー
TBS『マツコの知らない世界』でも最初にご紹介したのがこちら。
生ミントティー
材料
〇水500ml
〇スペアミント15g
作り方
①お湯を沸かす。
※電気ポット、電気ケトル、やかん、鍋などお湯が沸くなら何でもOKですよ!
②生ハーブを洗い、ザルで乾かすか、紙ナプキンなどで水気をふきとる
③急須にスペアミントを入れて、沸騰したお湯を注ぎ、急須に蓋をします
2~3分したら、生ミントティーの出来上がり!
お料理メモ
・お湯を注いだ直後に蓋をしてください。ハーブの持つ香りと成分を封じ込めるためです。
・アイスハーブティーの場合は、3~4分待ち、氷を入れたグラスに生ハーブティーを注げばOK!
・2種以上のブレンドハーブティーを作る場合、レモングラスやレモンバームなどのレモン系ハーブをおススメ!
・スペアミント、ペパーミントなど複数のミント系をブレンドしても美味しいですよ。
※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。