自分で掃除したらキケン!?掃除のプロに聞く、自分で掃除していいところ、よくないところ

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2021.06.16 更新

本格的な夏が始まる前に、エアコンの掃除をする人も多いのではないでしょうか。でも、チョット待って!その部分は掃除しても大丈夫な場所でしょうか?  家事の達人「タスカジ」のミホさんによると、間違った方法で掃除して自宅のものを傷つけたり壊したりする場合もあるそうです。エアコンの掃除をする前に、ぜひチェックしておきましょう!

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まずはクイズでチェック!

今はさまざまなお掃除サービスがあり頼みやすくなりましたが、自分で掃除できるものならやってしまおうと考えるのも当然です。ただ自宅にあるものを傷つけたり壊してしまったりすることも少なくありません。あなたは正しい知識を持っていますか? まずはこちらのクイズに挑戦してみましょう! 今回はエアコンについて、自分で掃除していいと思うものに○、いけないと思うものに✕を入れてみてくださいね。

1.   エアコンのフィルターを外してホコリをとり、水洗いする。( )
2.   洗ったフィルターは水を切った後エアコンに戻し、しばらく運転して乾燥させる。( )
3.   カビが気になるのでエアコン内部に市販のクリーナーを吹きかけて掃除する。( )
4.   エアコンの吹き出し口を濡れたぞうきんで拭く。( )

プロに聞いた!エアコンの掃除していいところ、いけないところ

まずは先ほどのクイズの回答です。

  1. エアコンのフィルターを外してホコリをとり、水洗いする。(○)
  2. 洗ったフィルターは水を切った後エアコンに戻し、しばらく運転して乾燥させる。(✕)
  3. カビが気になるのでエアコン内部に市販のクリーナーを吹きかけて掃除する。(✕)
  4. エアコンの吹き出し口を濡れたぞうきんで拭く。(○)

エアコンのフィルターはしっかり乾燥させてから戻す

それぞれ解説していきますね。エアコンのフィルターはホコリが溜まったまま運転するとエアコンの効きも悪くなり、余計な電力を使うことに繋がります。汚れが溜まっているフィルターにはカビなども発生している可能性があります。

効率的に運転するため、またホコリやカビ菌などが部屋中に拡散されないためにも、定期的にフィルターのホコリを取り除くことは大切です。

お掃除するときはエアコンからフィルターを外し、ホコリを取り除いた後水洗いしましょう。洗ったフィルターは、エアコンにつける前にしっかり乾燥させることが大切です。湿気が残ったままだとカビやニオイの原因になってしまいますよ。

素人がエアコン内部を掃除するのはキケン!?

エアコン内部をキレイにするために市販のエアコンクリーナーなども売っていますが、掃除機能付きタイプのエアコンには使わないほうがいいでしょう。それ以外のタイプなら注意事項を守った上でなら使ってもいいかもしれません。

ただ素人の方がエアコン内部を掃除しようとすると、汚れがキレイに落ちきらないことも多く、エアコンをつけるたびに汚れやニオイが気になったり、まれに故障したりすることもあるようです。エアコンの取り扱い説明書やエアコンクリーナーの用法を確認して使ってくださいね。

エアコンの吹き出し口は、固く絞ったぞうきんでホコリを取り、乾燥させてからエアコンを使いましょう。

自分で掃除したほうが早く終わるし節約になるから、とつい掃除してしまいがちですが、万が一故障したら節約の意味もありませんね。ぜひお掃除前にはこれらを参考にしてくださいね!

教えてくれたのは……タスカジ ハウスキーパー ミホさん

家事代行マッチングサービス「タスカジ」で、掃除と整理収納部門で活躍。ナチュラル洗剤から今話題のお掃除グッズまで、日夜独自に研究。各家庭に合わせた、丁寧なお掃除と心のこもった収納アドバイスでリピーターも多数。100円ショップや身近な道具を使った家事が得意で、主婦目線の簡単で続けられるテクニックが好評。取材歴多数。時短家事コーディネーター。『タスカジさんが実践! 快適! キッチンのスゴ技 収納・しくみづくり・掃除・料理: 時短!家事ラク! お役立ちアイデア集』(徳間書店)でも掃除のワザを多数紹介。

取材協力:タスカジ

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