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孤立感が複雑な人間関係を招きがち?子どもが乳幼児期だった頃を振り返りコロナ禍の"今"気をつけたいこと

家族・人間関係

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 孤立感が複雑な人間関係を招きがち?子どもが乳幼児期だった頃を振り返りコロナ禍の"今"気をつけたいこと

公園は小さな宇宙?!

以前、私の友人が未就園児を子育て中に「公園で宇宙人にたくさん会った」と名言をつぶやいたことがあります。「学校や職場で出会ったことの無いタイプの人に会った」場所が、まだ入園前の子どもと一緒に通った公園だということです。

人はそれぞれが育った地域や選ぶ学校、選ぶ(選ばれる)会社(部署)などでいわばちょっとした「ふるい」のようなものに何度もかけられて、どこかに共通項を持っていたり価値観の似ている人同士が出会う仕組みになっているのかもしれません。それに比べて、ママ友とはバックグラウンドに共通項は無く、結び付けているものは「地域と子どもの年齢」だけ。ということは、感覚の違う人同士が出会ってしまう可能性が高いということはある程度、頭に置いておいたほうがよさそうですね。

では、その「出会ったことの無いタイプの人」とうまくやっていくには、どうすればいいのでしょう?

まずは最初から「多くを期待しないこと」が大切。近所だからといって「ちょっとだけ」のつもりでお迎えを頼んでしまうと相手はとても負担に思うかもしれません。

どうしても頼りたい時には、先に子どもを預かったり「家に遊びに来て」と誘うなど、プラスマイナスゼロの「お互い様」状態にしておくことが大切です。また、高価なプレゼントをもらってしまったり、ホームパーティーに誘われたときなどは、同等の付き合いやもてなしを、あなた自身が相手に対して「できるかどうか」を考えましょう。まだまだお互いの関係性が未成熟な時期には、負担を避けつついい距離感でお付き合いを継続させるのがポイント。あれこれ悩みを打ち明けたり、相手の家庭内の事情を聞くなど…プライバシーに踏み込むには、もうすこし様子を見た方がいいかもしれません。

「ちょっとお茶でも」…ホームパーティーの落とし穴!

また、あまり親しいと感じていない人に「遊びに来て」と誘われることも、子どもた小さい頃にはよくあることです。子ども同士がなかよしだったり、ママ同士も共通の話題があるなど、これから親しくなれそうな間柄なら、距離が近くなるいいきっかけになると思いますが、「さほど親しくない」ママからの誘いには少し注意が必要です。

自宅で子ども、またはママ対象の何らかのレッスン(ピアノや手芸、英会話など)やサロン(エステ、ネイルなど)を主宰している人がプロモーションを兼ねてのお茶会を催すことはどこでもよくある事例。興味が無い場合は当り障りのない理由で断ってOKでしょう。他にもホームパーティーだと思って訪ねると「ネットワークビジネスや宗教の勧誘だった!」という話も、どこでもよくあることなので、突然のお誘いがあった場合は少しリサーチが必要かもしれません。しかし、そのママを色眼鏡で見てしまったり、誰かに噂を流すのはルール違反。それぞれに事情があってさまざまな価値観を持っている人々の集合体…友人の言葉を借りれば、まさしく「宇宙」なわけですから、働き方も信じることも人それぞれです。なので、誰かに聞かれるようなことがあっても、自分の見解は敢えて話さず「事実」だけをさらりと答えるようにしておくと万全!

みんなと”ほどよい"距離感で…

つい、孤立を恐れるがあまり「ちょっと合わないかも」という相手とでも親しくしてしまいがちな乳幼児から園児ママ世代。ところが、この時期は特に気の合わない人と付き合えるほど、時間にも心にも余裕はないはず…。多くの人と広く浅く、心地よい距離感で付き合うことを心掛け、特別親しい友だちができなかったとしても「地域や園で広く顔を売っておく」いわば自分自身のプロモーション期だと割り切って、ほんの数年の日々を楽しく過ごすことにしましょう。

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著者

みやむらけいこ

みやむらけいこ

ライター歴20年。「あなたに逢いに行きます」取材ではなく出会い、インタビューではなく会話。わかりやすい言葉で丁寧に「ひと」を伝えます。好きなものは、サーフィンと歌舞伎、主食はチョコレート。#人生はチョコレート