年賀状離れって本当?saitaアンケートの結果では約9割の人が年賀状を送っていた!
年末近くになると準備を始める年賀状。皆さんは年賀状を毎年送っているのでしょうか? 経済産業省によると人口の減少や、若い人を中心にメールやSNSで新年の挨拶をする方も増えており、年賀状の配達数は年々低下しているというデータが出ています。2008年度は約29億通の引受があった年賀状は、2018年度は約19億通と10年で34%も低下しているとのこと。
このように世の中的には「年賀状離れ」と言われていますが、今回saitaが行ったアンケートからは95%以上の方が年賀状を毎年送っているという実態が見えてきました。
参考:経済産業省「減りゆくものと増えるもの、ネット化で変わる郵便と宅配」
2021年はどうする?年賀状を送らない方はたったの2割!
では、2021年の年賀状は皆さん送る予定なのでしょうか?
saitaが行ったアンケート結果では、2021年は「年賀状を送らない」と答えた方はたったの2割! 2021年も送る予定の方がほとんどだという結果が分かりました。
「送らない」を選択した方の多くは「喪中だから」という明確な理由があるようです。
習慣は廃らせたくない!手間だと感じながらも今後も年賀状を送る方がほとんど
「今後も年賀状を送り続けますか」という質問にも約9割の方が「はい」と答えています。しかし「はい」と答えた方の中でも年賀状をつくることを「手間だ」、「面倒だ」と感じる方も少なくないことも分かりました。
ではなぜ忙しい中でも年賀状を出すという選択肢を選んでいるのでしょうか。
アンケートに寄せられた声には、
『習慣なので』
『お世話になった人との連絡手段になっているから』
『年に一度のやり取りになってしまった人がいるから』
『やめる機会を逃してしまった』
『年配の親族への配慮』
『手書きの方が温かみを感じるから』
などという意見が寄せられました。手間だとは思いつつも、年賀状だけのやり取りの方がいたり、年配の方との連絡手段になっていたりすることも多いようです。
どんな年賀状を送る?子どもの成長をみせる「写真付き」を選ぶ方が約6割
年賀状に写真をいれるかという質問に対しては、約6割の方が「はい」と答えています。中でも子どもの写真付き年賀状が最多という結果に。
『子どもの成長を普段会えない人に伝える機会だから』
『七五三や入学式など子どものイベントがあったので』
『親戚が喜ぶので子どもの写真をいれます』
『友達の子どもの成長が見たいので、自分も必ず子どもの写真付き年賀状にしてまた送ってもらえるようにしている』
など「子どもの成長を見せる・見たい」という思いから子どもの写真付き年賀状を選ぶ人が多数だということが分かりました。年賀状は子どもの成長を伝える役割も大きいようです。
SNSも便利だけれどあくまでも補助的アイテム
人口の減少だけでなくSNSなどで挨拶を済ませる方が増えたのも、年賀状の配達数が減った原因とされていますが、今回のsaitaが行ったアンケートでは、年賀状と併用してSNSでも新年の挨拶をすると答えた方が約7割いました。
『LINEなどで一気に挨拶を済ませられれば早いので』
という意見もありましたが、
『年始のタイミングで連絡する機会があったので』
『連絡をくれたタイミングで新年の挨拶もします』
『年賀状を送った上でSNSでも挨拶をします』
などと、「新年の挨拶としてSNSだけで済ませるために利用する」というよりは、「連絡を取り合うタイミングだったためSNSでも挨拶をした」いう声が多く寄せられました。
今回のアンケートによりsaita世代の多くの方には、手軽で便利という理由で「SNSだけで簡単に挨拶をすませる」ということがそこまで浸透していないことが分かりました。
いかがでしたでしょうか。
今回のアンケートからは年賀状は「新年の習慣」としてだけでなく、「年に一度、子どもの成長や近況を伝えあう大切なもの・礼儀」として考えられており、手間だからといってすぐにやめてしまおうと考えている人が少ないことが分かりました。
実際に約9割の方が「毎年送っている・今後も送る」と答えたことからも、今後も人間関係を円滑にするためのツールとして必要だと感じている方が多いように思いました。
さて帰省もしづらい年末年始ですが、あなたは年賀状を送る予定ですか?
※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。