4つのポイントを抑えるだけ!
字が上手くなるには、何年も練習が必要だと思いがちですが、実際は違います。たった4つのポイントを押さえるだけで、驚くほど美しい字が書けるんです。」と言うのは、ペン字講師の萩原季実子さん。今回は、彼女の著書「誰でも一瞬で字がうまくなる 大人のペン字練習帳」(アスコム)より、字が上手くなるコツをレッスン用紙付きで、お届けします!
萩原先生曰く、「打ち込み法」「横線マスター」「スキマ法」「逆台形」この4つをマスターすれば、字はとても綺麗になるんだとか。さっそくひとつずつ教えてもらいましょう。
レッスン1 打ち込みをマスターしよう!
「打ち込み」とは、筆字のように、ペン字でも最初の書き出しに、斜め45度の「ため」を入れてから書くこと。打ち込みを入れることで、上品で大人っぽい印象を作ることができます。
実際に、打ち込みがない字と比較してみましょう!
次はいよいよ実践! 下記画像をプリントアウトして、実際に打ち込み文字を書いてみましょう!
レッスン2 横線マスターを制覇しよう!
次は「横線マスター」。漢字には多く横線が使われていますが、そのほとんどは1本から3本。だから、この横線の間隔さえマスターしてしまえば、きれいな漢字の骨格が書けてしまう、と言うわけなんです!
漢字の横線がわかる一例を紹介します。
いよいよ実践! 下記画像をプリントアウトして、実際に、「一、二、三」の横線をマスターしましょう!
レッスン3 スキマ法でより上品に!
人に見せる字こそ、垢抜けて上品な印象を残したいですよね。
それを演出できるテクニックが「スキマ法」。囲みの中にある横線を、あえてきっちり書かないという技法です。
横線の両サイドを開けてください
いよいよ実践! 下記画像をプリントアウトして、実際に、「スキマ法」のぬけ感をマスターしましょう!
レッスン4 逆台形でスマートに!
漢字には、四角いフォルムをしているものが多く見られます。この時、逆台形になるように書くと、ハッとするほど字に締まりがでてくるんです。ただし、「月」や「日」など、長方形のフォルムの漢字は、そのままで。
同じ漢字でも、形が違うだけで印象が変わります。
いよいよ実践! 下記画像をプリントアウトして、実際に、「スキマ法」のぬけ感をマスターしましょう!
次回は実際に年賀状につかう文字をピックアップしてお届けします。
教えてくれたのは 萩原季実子さん
ペン字講師。東京都内でペン字筆ペン教室 「my MOJI(まいもじ)」を主催。生徒は10代から60代と幅広く、多くの人の「字コンプレックス」克服をサポート。
もっと詳しく知りたい方は『誰でも一瞬で字がうまくなる大人のペン字練習帳』(アスコム)をチェック!
Text:池田ゆき
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