牛乳を温めると膜ができるのはなぜ?
牛乳を電子レンジなどで温めると、牛乳の表面に膜ができたという経験がある方も多いと思います。このように牛乳を40℃以上に温めると膜ができる現象を、”ラムスデン現象”というそうです。豆乳を温めると湯葉ができる原理と同じなので、食べても問題ありません。でも、この膜って気になる人もいらっしゃいますよね。実はこの膜を作らない方法があるんです。
牛乳を温めても膜を作らない方法とは?
実はJA全農の広報部の公式アカウントで、牛乳に膜ができにく方法を紹介していました。
牛乳を温めようとしているあなたへ
— 全農広報部【公式】日本の食を味わう (@zennoh_food) December 16, 2020
お砂糖を入れて混ぜ混ぜしてからレンチンすると膜ができにくいです。
これまで人生ウン十年にわたる膜との格闘の歴史はなんだったのかと呆然としている私より pic.twitter.com/CxCMVgADzE
なんと使うのは砂糖です。牛乳に砂糖を入れて温めると、膜ができにくいようなのです。
実際に牛乳にティースプーン1杯の砂糖を入れた後に、電子レンジで温めてみたところ、牛乳の膜ができずに温めることができました。これは画期的です。膜がない牛乳は、確かに飲みやすい! この方法を利用して、ホットミルクのちょっとした応用レシピを作ってみました。
シナモンシュガーを入れると香りの良いホットミルクに!
砂糖といってもシナモンシュガーを使ってみました。ミルクに入れて混ぜた後、電子レンジで温めてみると……
こちらも牛乳の膜はできずに、なめらかなシナモンホットミルクができ上がりました。香りにも癒されてホッと一息できるドリンクを簡単に作ることができました。
冬になると牛乳をいれた温かい飲み物を飲みたくなると思います。もし牛乳を温める場合は、まず砂糖を加えてから温めてみると、なめらかで飲みやすいホットミルクドリンクを作ることができますよ。ぜひ試してみてくださいね。
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