「交換家事」が地味に面倒くさい家事の1位!
「家事」と一言でいっても、料理や掃除など、細かいものも含めて本当にたくさんありますね。
日本製紙クレシア株式会社が行った調査によると、「家事をすることにストレスを感じるか」という質問に対して「ストレスを感じる」と答えたのは全体の8割以上。
中には家事が楽しいという人もいますが、ストレスを感じながら仕方なくこなしているという人も多いようです。
さらに、「代表的な家事の中で地味に面倒くさいと感じる家事」の第1位が「トイレットロールなどの消耗品やシャンプーなどの交換/補充」(以下「交換家事」)という結果になりました。
小さい家事とはいえ本当に「地味に」面倒……。調査結果につい何度も頷いてしまいます。
交換家事は夫にとって「家事ではない」!?
そして調査結果によると、この交換家事の担当を決めていない夫婦は3組に1組以上。分担している家庭でも妻が担当している夫婦が多いということがわかりました。
筆者宅でも担当を決めているわけではありませんが、なぜか夫は交換しようとしないんです……。トイレットロールがなくなってもそのまま放置されていることがありますし、たまに交換してくれても芯が置きっ放しになっていてイラッとしてしまうこともしょっちゅうです。
また調査結果によると、なんと5組中1組の夫婦が「交換家事が原因で喧嘩になったことがある」と答えています。気づいた人が交換するという分担の曖昧さも原因となっていると考えられますが、男性の約3倍以上の女性が「それぐらいやってほしい」と感じているのです。
そんな妻側の気持ちとは裏腹に「消耗品の交換/補充を家事であると感じているか」という質問には約3人に1人の男性が「家事と感じていない」と答えるという結果に。
女性が地味に面倒と思っている交換家事は、男性にとっては家事と認識されておらずまさに「名もなき家事」となっていることが分かりました。
交換家事のひと工夫が夫婦円満の秘訣になるかも……?
この調査結果によると、「交換/補充しておいてくれるとなんだかんだ嬉しい消耗品」の1位がトイレットロール、2位が電球という結果になりました。
トイレットロールや電球は交換頻度が低くなるように長持ちする種類を選んでみたり、なくなりそうだと気づいたときに相手に任せるのではなくお互いに積極的に交換することで、交換家事が原因の喧嘩を減らすことができるかもしれません。
わが家でもさっそく商品選びから見直してみようと思います。
先ほどもあったように、交換家事が原因で喧嘩をしてしまったことがある夫婦は意外と多いようです。小さく思えることでも積もり積もれば大きなストレスに……。習慣となっている家事などは「こんな些細なことで何が変わるの?」なんて思ってしまいがちですが、交換頻度が低くなるような商品選びが意外と夫婦円満の秘訣につながるかもしれませんよ。
参考:【交換家事に対する意識調査】
調査対象:全国、20~40代、配偶者と同居し、普段家事を行っている男女 各250名 計500名
調査主体:日本製紙クレシア株式会社