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「ワンオペはもう限界!」でもやらざるを得ない!?専門家が「深夜帰宅の夫は頼れない説」を全力否定するワケ

家族・人間関係

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 ワンオペは命取り

2021.05.02

こんにちは、日本唯一の家事シェア研究家の三木智有です。 普段は模様替えコンサルをしたりしています。 仕事の関係上、色々なご家庭に伺い、様々な家庭を見ている中で驚くのが「ワンオペ」の多さ! だいたい、夫側の帰宅が遅いために、「夫婦で家事を分担」を諦めてしまっていることが多いのです。

【連載】男性から見た夫のトリセツ

目次

負のスパイラルにハマってませんか
夫が家にいればいいのか?
家事育児は絶対にチームで回せ!
家にいないパートナーを「あて」にするのはさっさと諦める
絶対に諦めちゃいけないパートナーとの「関係」
家事育児はひとりで回せるものじゃなく、チームで回す必要があることだということ
家計の中からどのくらいを「チーム」に回せるかを共有する
よくありがちな「パパ」 VS「 ママ&子」という対立構造をつくらない

負のスパイラルにハマってませんか

夫婦共働きの家庭が過半数を超えた今でも、家事や育児の主担当が女性になっている家庭は多いのではないでしょうか。家事や育児をシェアしようと思っても、そもそもパートナーの帰りが遅いとなると「どうせ無理」とあきらめてしまう夫婦が多いのです。

しかし、子育ては予期せぬことの連続。子どものお迎えのために、ただでさえ短時間で仕事を終わらせようと気を張ってめいっぱい頑張って、くたくたになって帰ってきたのに、家事も育児も……となると本当に白目をむいて倒れたくなるものですよね。

「自分ひとりじゃ、もうどうにもこうにも手が回らない」

その切迫感はママを追い詰め、パパに帰ってきて欲しいと願いながらも、たまに早く帰ってきてもモタモタしているパパへのイラつきは拍車がかかり、言うことを聞かない子どもへの八つ当たりも増えてしまう……なんて悲劇につながります。

そのうえ責任感の強い女性はさらに自己嫌悪にも陥るのです。「わたしは、なんでこんなに家事育児すらもできないんだろう」と。

こうなってくると、もうアリジゴクのような負のスパイラルです。一見普通の生活を送っていても、小さなことで「こんなに頑張っているのに!」と爆発しそうになるのは、なにもホルモンだとか、性格の問題だからではありません。

夫が家にいればいいのか?

では、男性側の帰宅時間が早くなれば問題ないのでしょうか。

最近では新型コロナウイルスの影響でテレワークになったり、早めに帰ることができるようになった人もいると聞きます。でも、ワンオペ状態は解消したかというと、「多少解消した」くらいにとどまっていませんか?

僕はワンオペの原因はなんと言っても「パパの帰宅が遅いこと!」だとだれしも思いがちですが、本当の原因はもう一段深いところにあると考えています。

それは「独りで家事育児を担っていること」です。じつは、パパの不在とワンオペは決してイコールではありません。
パパは不在だろうが在宅だろうが、主担当として「家事育児を担っている」のが1人、という状況を変えないと根本解決にならないのです。
本当にママを追い詰めるのはパパの不在ではなくて、「ワンオペ」の方です。

家事育児は絶対にチームで回せ!

家事育児そして仕事。すべてを独りでこなそうと思えば、それは誰だってすぐ限界が訪れます。子どもが熱を出した、たったそれだけで奇跡的なバランスの上になりたっていた日々の生活は崩壊します。

ワンオペで白目出典:stock.adobe.com

そう、日本の共働き家庭の多くは「ギリギリでバッファなし、奇跡的にジャストフィット(のように見える)スケジュール」でなんとか回している。これは少しの番狂わせ(電車の遅延や忘れ物1つなど本当に小さなことでも)があると脆くも崩れ、どこかにひずみが生まれます。

大切なのは「余裕」です。夫婦や家族で、この家事育児を回すための「チーム」になり、余剰の人員、フォロー体制がないと絶対に誰かがつらくなるのです。でも、パパが基本的には不在だったり、あまりにも家事育児スキルが低くて頼れない、そして実家は遠方、近くても親は高齢……とフォローに回れる人がいないのが現状ですよね。

とにかくパートナーや家族の力が家事育児に使えないことがわかった時点で、絶対にやらなくてはいけないこと。それが、家事育児を熟すためのパーティ集めです。

そう、チームは別に「親族で」組成しなくてもいいのです!
  • 家事代行
  • ベビーシッター
  • 病児保育
  • ファミリーサポート
  • 地域の子育て施設
  • パパ・ママ友
  • 便利家電の活用

これらをいつでもフル活用できる準備を必ず整えてください。

情報を集めるんじゃありません。「すぐに」「いつでも」使えるように、会員登録しておく、面談をしておく、一度見学に行くなどは必須です。

「家事代行なんて贅沢」「ベビーシッターって結構お金かかる」そう思って躊躇することもあるかもしれません。さすがに借金をしてまで活用する必要はないかもしれませんが、基本的には迷わず活用の一択です。

先にも述べたように、ワンオペが続くことで「日々のすべてが絶望的な気持ちになる」からです。SNSなどでキラキラしている風に見えるスーパーママのことは見ないようにして、とにかく自分の心と体を健やかに過ごすために使えるものは絶対に使う。これは鉄則です!

著者

三木智有

三木智有

NPO法人tadaima!代表 日本唯一の家事シェア研究家/子育て家庭のためのモヨウ替えコンサルタント 家事シェア研究家のnote:https://note.com/tomoari_miki

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