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「察し合わない夫婦」こそ理想!夫婦間でイラモヤをなくすために「今すぐやめるべきこと」#男性から見た夫のトリセツ

家族・人間関係

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2021.01.24

こんにちは、日本唯一の家事シェア研究家の三木智有です。 いきなりですが、今まで「こっちはこんなに忙しそうにしているのに!(分かってくれない、手伝ってくれない)」「体調悪そうにしているのに!(ねぎらってくれない)」などの不満をパートナーに感じたことはありませんか? さぁこの記事を読めば、そんなこともなくなる……かも!?

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連載:男性から見た夫のトリセツ

忙しそうに家事をする横で、家族がソファーでだらけられる理由

「言わなきゃやらない」なんなら「言ってもやってくれない」というこちらのニーズを理解してくれないパートナーにモヤモヤとすることありませんか?
でも「察して欲しい」なんて言った日には「言わなきゃわからないに決まってるじゃない」「こっちも都合がある」と言われてしまう。
それでも言えないから悩むし、言っても伝わらないからイライラする。

そんなふうにママがモヤモヤしている横で、パパは我関せずな涼しげな顔。

わたしばっかりがこんな思いをするなんて理不尽だと思うなら、いっそのこと「察し合わない夫婦」を目指してみてはいかがでしょうか。

目指せ!察し合わない夫婦!

結婚10年になるわが家は、察し合わない夫婦です。
事の発端は妻の「わたしはエスパーなんかじゃない!」というパワーワードだったのですが、それを機に少しずつ察し合わない関係になっていきました。

そんなわが家では、夫婦の間にこんな前提があります。
「やってもらえなかったとしたらそれは、伝え忘れたほうの責任」

つまり「察せなかった方」が悪いのではなくて「伝えなかった方」の責任だよねという考え方です。
「それじゃ、結局言わなきゃわからないに決まってるってことじゃない」と思うかもしれませんが、そうではありません。
言いたいのは「あなたも察することを辞めて、自由になろう」ということなのです。

自分優先!それは思いやりがないということではない

「あなたもパートナーも、誰かの思い通りにはならない」

お互いにこの前提を持つことがとても大切だと考えています。
察するということは、相手の様子を鑑みて行動をおこすことです。
あなたがもしも「自分ばかり相手のことを察している」という不満を持っているのなら。
察することで、自分の行動を制限してしまいそうになったときに、あえて自分を優先させてみてはどうでしょうか。

たとえば、夫が忙しかったり、夜が遅かったりするとします。
休日くらいはゆっくり休みたいだろうな、と友人からの誘いをそっと断る。
いかにも夫思いの素敵な妻のようですが、それによって「わたしは我慢している」と不満をためてしまうのなら、友人からの誘いをあえて断らない。

もちろん「日曜日は、ゆっくりと眠っていたいから予定いれないでね」と言われて約束をしていたのなら話はべつですが。そんな約束はしていないことのほうが多いですよね。

自分が察するから、相手にも察してほしくなる。自分はこんなに察することができているのにと思うから、察してくれないと悲しい気持ちになる。

だから「察し合う夫婦」を目指すのではなくて「察し合わない夫婦」になることで、自分が少し楽になることができるのです

ポイントはマイクロマネジメントをやめること

マイクロマネジメントとは、仕事においてそのやり方から細部のこだわりまでを細かく細かく指示したり、指摘したりするマネジメントのことを指します。
それをすることで、部下は萎縮し、言われたことしかできない、または言われたこと”さえ”もできなくなったりします。

パートナーは部下ではありませんが、もしあなたが細かなところまで気にして小姑のようになっているのだとしたら、パートナーが家事ができない原因のひとつになっている可能性があります。

委ねたことは、細々チェックしないで最後まで委ねきってしまったほうが結果的に楽ちんです。

「細かいことじゃないの。こんなこともできないのっていうような不手際ばっかりするの!」という声が聞こえてきそうですが、大切なのは最終的にどうなっているかだけです。

そのためのひとつの指標として、「次に使う人が使いやすい状態になっているか」というのをおすすめしています。
掃除が終わった後の道具が出しっぱなしだったり、洗濯を畳んだ後のハンガーが出しっぱなしだったり。そういった一つひとつに細かくルールを決めていくのは大変。
なので、つねに「次に使う人が使いやすい状態になっているかどうか」を指標にフィードバックしあうようにするのです。

そうするなかで「これはここにしまおう」とか「袋もちゃんとセットしておかなくちゃね」など家族としてのルールが作られていきます。

国民的アニメの家族像はもう古い

昭和以前の時代のように、察し合う夫婦が美しかった時代はもう終わっているのかもしれません。
もちろん我が家は察し合う夫婦でいたい、というのならそれを否定するわけではありませんが、思うように察し合えないことにイライラしたり、疲れてしまうようなら、察し合わない夫婦を目指してもいいかもしれません。

令和の理想の夫婦は「察しあわない夫婦」にしていきませんか?

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