保管しているだけの折り紙を活用しよう
子どもが小さなときは折ったり工作に使ったりと、出番の多かった「折り紙」。使わなくなった今も引き出しに保管したまま……という方も多いと思います。
「そういえば、うちにも折り紙がまだたくさんあるはず」という方は、この機会に立体的でかわいいプチギフトケースを作ってみませんか?
折り紙から「プチギフトケース」を作る方法
使うものは、2枚の折り紙だけ。
さっそく作ってみたいと思います。
作り方
(1) おりがみを裏面にして置き、半分に折ります。
(2) 折ったところを広げます。
(3)・(4)真ん中の線に向けて上下の端を折ります。
(5)・(6) 縦長になるように向きを変え、下の端を上の端に向けて一度折ります。
(7)・(8) 6で折ったところを広げて、真ん中の線に向けて上下の端を折ります。
(9)・(10) 8で折ったところを広げて、下の端を1番上の折り目に向けて折ります。
(11) 10で折ったところを広げて上下の向きを変えたら同じように下の端を1番上の折り目に向けて折ります。
(12) 下の端を一番下の折り目に向けて折ります。上下の向きを変えて同じように下の端を一番下の折り目に向けて折ります。
すると、写真のような縦に8マス、横に2列の折り目ができます。
(13) 右上の角を奥に向けて三角に折ります。
1マスずつ同じように三角の折り目がつくように上から順に折っていきます。
右側の全てのマスを斜めに折ると、写真のような折り目がつきます。
(14) 上の面になっているほうが内側にくるようにして丸めます。
そして、折り目の2つ分を端に差し込んで、六角柱の形にします。
(15) 13で三角に折り目をつけたところを折りながらねじり、端のほうは外側に広げます。
ここが最大の難関です!
写真の赤い矢印の通り斜めにねじりながら、端は青い矢印の通り外側へ広げながら折るイメージです。
真ん中に薄っすらついている折り目をしっかり折るように意識しながらねじると作りやすかったです。
(16) 端を広げると六角形のお花のような形になるので、きれいに広げて整えます。
(17) 同じものを2つ作って組み合わせたら、キャンディ型のプチギフトケースの完成です!
小さなお菓子を入れてプレゼントするのにぴったりです!
コツを覚えたら簡単!
折り紙2枚で、こんなに立体的でかわいいプチギフトケースを作ることができるとは驚きです!
折り目をつけるところまでは簡単なのですが、最大の難関はねじりながら端を広げるところです。
ここでは、中央に折り目をつけ、斜めに折りながらねじり、端を広げるという作業を同時に行うことが重要です。
正しくひねりながら折っていくと端がよれてくるので、そのタイミングで広げてみてくださいね。
筆者も最初はうまくできなかったのですが、一度コツがわかると簡単に作ることができるようになりますよ! 完成してみたら、ちょっと頑張って作る甲斐のある、本当にかわいいケースです。
余っている折り紙があったら、ぜひチャレンジしてみてくださいね。