子どもにも気分がある……。お手伝いしてくれないときの攻略法
親にはお手伝いを通して伝えたいことがあったとしても、子どもはやはり気分が乗らずお手伝いを拒否することもありますよね。
そんなときにはどうしているのかも読者のみなさんに聞いてみました。
『無理にはやらせないです。お手伝いを進んでしてくれる方がいいので、やってくれたときにしっかりお礼とたくさん褒めるようにしています』
『気が乗らないときは強制しない』
『お皿の片付けなど当たり前のことはやってもらうけど、それ以外は無理強いはしない』
『お手伝いをしたらお菓子やお小遣いをあげる』
『みんなでやろうね、と声がけをする』
ご家庭のルールはそれぞれなので正解はありませんが、回答でとても多く聞かれたのが「無理にはさせない」というものでした。
最低限のことはやってもらっても、あとは無理にさせずに「そんな日もあるよね!」と開き直るようにしている方が多いようですよ。
今からお手伝いさせることの大切さ
実は筆者自身は子どものときにほとんどお手伝いをした記憶がありません。
お手伝いを申し出たものの父から「邪魔だからやらなくていい」と冷たくあしらわれて以来、それを言い訳にして家事らしい家事をせずに過ごしてきました……(笑)
その結果、20歳を過ぎて実家を出た際には、料理も掃除もまともにできず「もっと手伝いを……いや、自分のことくらいは自分でちゃんとやるべきだった」と後悔したものです。
そんな過去があるので、自分の子どもには「自分のことくらいは自分でできるようになってほしい」と思っていますし、アンケートの回答にもあったように「親がやって当たり前と思わないでほしい」とも強く感じています。
お手伝いを通して子どもに伝えたいことは人それぞれかもしれません。
でもきっといつか「あのとき家事をしておいてよかった!」とお子さんが思ってくれる日がくるはずです。