自分のスペースの片付けを終わらせる
まずは、自分のスペースの片付けを終わらせましょう。自分のモノが片付いていないのに、家族に「片付けてよ!」と言っても、説得力がないので、片付けに協力はしてくれません。まずは、自分自身が、片付けを楽しんでいる様子、片付いた空間でスッキリ気持ちよく過ごしている様子を、家族に感じてもらいましょう。片付いた空間を体感してもらうことが一番の近道です。
片付いていないことで困っていることを認識してもらう
片付けをしない方の多くは、自分自身が片付いていなくても困っていないと思っているケースがほとんどです。でも実際は生活しているうえで、片付いていないことで、探し物ばかりしている・忘れ物が多いなどの、困った出来事は起きているはずです。片付いていないことで困った出来事があったタイミングで、家族に片付けを促すと、片付けの必要性を感じてくれるはずです。家族に片付いていないことで困っていることがあるということを認識してもらいましょう。
片付いていることで起こるメリットを実感してもらう
片付いていないことで困っていることを認識してもらえたら、次は、片付いていることで起こるメリットを実感してもらいましょう。家族が共有して使うモノを、取り出しやすくしまいやすい収納の仕組みに変えたり、家族で過ごす時間の長いリビングをスッキリ片付けて、リラックスできる空間に整えるなど、片付いていることを実感してもらうと、片付けてみようかな……と自然と片付けに協力してくれるようになるはずです。
家族の行動を観察する
家族が片付けてくれないのはなぜなのか? 家族の行動をよく観察してみましょう。よく観察してみると、片付ける場所が遠い、扉の開け閉めが面倒などの、片付けをしてくれない原因が見えてきます。そうすると、片付ける場所を変える、扉を外すのどの対処法が分かり、解決策も見つかりやすいです。
家族が片付けてくれたら感謝の気持ちをきちんと伝える
少しでも、家族が片付けに協力してくれたら、素直に感謝の気持ちを伝えましょう! 片付けてくれたから、助かった! 疲れてたから、嬉しい! ありがとう! といったような肯定的な声掛けをするようにして、否定的な声掛けをしないよう十分注意してください。
NG行動3つ
NGワードに気を付けよう
片付いていないモノに対して、「こんなものいる?」「捨ててもいいよね?」など、相手の価値観を否定するような言葉は使わないようにしましょう。また、片付けさせようとするような、命令口調も避けましょう。
勝手に捨てない
捨てる時は、本人の意思を確認しましょう。
モノのいるいらないは本人が決める
無理に捨てさせようとすると、相手は余計にガードしてしまいます。必要かどうかは本人に決めてもらいましょう。
家族が片付けてくれないとお悩みの方へ5つの対処法をご紹介しました。片付いた空間の心地よさを実感してもらえたら、少しづつ、片付けに協力してくれるようになります。家族が片付けてくれない! とあきらめず、今できることから始めてみませんか?