【ポイント4】すべてのモノに住所を作る
部屋の中を見渡してみると、しまう場所が決まっていないモノが意外と多いことに気が付きます。そうすると当然、テーブルや棚の上などにモノを置きっぱなしにしてしまいがち。すべてのモノに住所を作って、帰る場所をはっきりさせましょう。おすすめは「つい置いてしまいがちな場所」に収納を設けることです。
例えば、「帰宅後バッグを戻しに行くのが面倒で、いつもリビングの床の上に置いてしまう」という方は、リビングにバッグを入れるためのかごを用意してみては?
子どもが宿題をする場所が、子供部屋ではなくダイニングテーブルなら、学習道具をしまう場所もダイニングテーブルの近くにしましょう。
【ポイント5】1日1回のリセットタイムを作る
すべてのモノに住所を作り、毎回「使ったら元に戻す」を徹底すれば、片付けにかける時間は大幅に減らせます。とはいえ、忙しい毎日の中で常に完璧を目指すのはなかなか難しいもの。そこでおすすめなのが、1日1回のリセットタイムを設けることです。
夕食前の5分、寝る前の5分など、毎日決まったタイミングで、出しっぱなしになっているモノを所定の位置に戻します。ここまで解説してきたように、「使う場所の近くに」「出し入れしやすい方法」で住所を作っていれば、短時間でササっと片付けられます。
散らかったモノがどんどん蓄積していく前に、こまめにリセットを行うことがいつもキレイな部屋をキープするポイントです。リセットタイムを習慣にしていると、突然の来客の際にもササっと片付けられるようになりますよ。
5つのポイントで散らかりにくい部屋を作ろう
二度とちらからない部屋にするためのポイントは、次の5つです。
- 部屋にモノを持ち込まないようにする
- よく使うモノは簡単に戻せる方法で収納する
- 8割収納にして詰め込まない
- すべてのモノに住所を作る
- 1日1回のリセットタイムを作る
「がんばって片付けても、キレイな状態をキープできない」と悩んでいる方は、5つのポイントを頭に入れて片付けにチャレンジしてみてください。
教えてくれたのは……samiaさん
整理収納アドバイザー1級。家事をラクにするための収納アイデアを発信。
YouTubeチャンネル名:Samia片付け収納チャンネル
Instagramアカウント名:samia.housework