お尻が大きいのは「靴」が原因かも。お尻のたるみを招く“ハイヒールNG習慣”とは

心と体

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2021.07.15

皆さんは普段ヒールのある靴を履いた後、何かケアをしていますか?10cm超えとはいかなくとも「3cm〜5cmくらいのヒールを履く機会がある」という方も多いはず。 今回は自分に合ったヒールの高さを選ぶ方法や、高すぎるヒールを履くことでお尻の肥大・たるみ・体型の崩れが起こりやすくなる理由をご紹介します。 どうしても高いヒールを履かなくてはいけない時の対処法も必見です!

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自分にぴったりのヒールは何センチ?

ハイヒール出典:www.canva.com

仕事やお出かけで、ハイヒールを履く機会が多いという方。あなたが履いているハイヒールは何センチでしょうか。まずは自分に合ったヒールの高さを計算してみましょう!

一般的に、身長に対するヒール高の黄金比は「身長÷30」と言われています。
そこから±2cm程度の高さを変えることで、見た目の印象に変化を与えることが可能です。
165cmの女性であれば、5.5cmヒールが基準となります。そして印象を変えたい場合でも、3.5~7.5cmヒールくらいまでの靴を選ぶのがベストということになります。

高すぎるヒールを履くとどうなる!?

高すぎるヒールのデメリット出典:www.canva.com

先ほどご紹介した黄金比+2cmヒールよりも、はるかに高さのある靴もありますね。
8cmや10cmヒールは高さがある分、脚長効果やほっそり見せる効果があるため、あえて選んでいるという方もいるでしょう。
もちろん、高いヒールを履くなというわけではありません。しかし身長に対して高すぎるヒールを履くことのデメリットも理解しておきたいところ。

ミスユニバース出典:stock.adobe.com

本来、ミスユニバースばりに高いヒールを履きこなすには、それなりの筋力インナーマッスルの使い方を会得していなければ、正しく履きこなすことは難しいのです。
内ももや腹筋を使えていない状態で高すぎるヒールを履いてしまうと、人間の姿勢は自然と「つま先重心」になっていきます。
つま先重心になると体全体が前のめりになりやすく、反り腰やお尻の肥大を招きやすくなるといったデメリットが発生します。

ヒールを履いた後のケアをご紹介

ハイヒールを履くこと自体は悪い習慣ではありませんが、つま先重心になって無理な体勢を続けた身体の状態を放っておくことは、是非ともやめて頂きたいNG習慣です。
ハイヒールを履いた日は脚が疲れ、ふくらはぎに湿布を貼ったり、着圧ソックスを履いて寝るという人もいるかもしれません。しかし体型崩れを防ぐには、それでは不十分!

つま先重心出典:stock.adobe.com

つま先重心で過ごしたということは、少なからずつま先部分は過進展(普段より反り過ぎた状態)を起こし、足底筋膜*にも筋緊張が起こっている状態です。放っておくと、素足で立った時の足裏バランスやインナーマッスルの使い方にもズレが生じてきてしまいます。

大切なのは、足の裏やインナーマッスルの緊張をしっかり元の状態にリセットしてあげること。
※足底筋膜……踵から足指の付け根にかけて膜のように広がる組織のこと。

足裏マッサージ出典:stock.adobe.com

ハイヒールを履いた日の足裏を触ってみると「硬いと感じる部分」「他と肌の色が違っている部分」「触ると少し痛い部分」これらが高確率で見つかるはずです。
決まったマッサージ方法や道具は使わなくても大丈夫ですので、手を使ってその箇所をしっかり揉み解してあげましょう!湯船に浸かりながら行ってもOKです。

ワンポイント

青竹踏み出典:stock.adobe.com

青竹踏み」を使うのも一つの手!歯磨きをしたり洗い物をしながらでも手軽に踏むことができます。筆者も100円ショップで手に入れた青竹踏みを密かに愛用中。必ずしも高額なものでなくても、効果はありますのでご安心を。
初めのうちは結構な痛みを感じるかもしれませんが、足底筋膜がほぐれてくると徐々に痛みが薄れ「痛気持ちいい感覚」になってくるはずです。

まとめ

ヒールを選ぶ出典:www.canva.com

手持ちのハイヒールを見直して自分の身長に合った靴や、履きこなせる高さの靴に見直すのも良いかもしれません。インナーマッスルが弱い人ほど、高いヒールを履くことのデメリットは大きくなります。
どうしてもハイヒールを履かなければいけない日は、必ず帰宅後のケアを忘れずに。そうすることでお尻の肥大化を防ぐだけでなく、翌朝の脚の疲れも軽減することに繋がりますよ!

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著者

岩本彩

岩本彩

ヨガインストラクター&ライターのパラレルワークで、理想の働き方を模索中。犬とCoffeeが大好きな人。15歳で発症した『パニック障害』、社会人になって発症した『うつ病』の経験から、取材・ヨガレッスンともに「寄り添い」「共感」を大切にしている。元ディズニーキャストであり、ショービズ大好き人間の一面も

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