コロナ禍による家計へのダメージを最小限にとどめるために
「コロナ禍により、家計が以前とは変わってしまった」と感じる人も多いのではないでしょうか。
以前よりも外食や旅行に出かけるなどの行動は自粛する人が多くなっている一方、おうちで過ごす時間が増え、水道光熱費や食費が上昇したり、マスクなどの衛生用品を含めた日用品費が増えているという人もいるでしょう。
また、「コロナ禍により収入が激減してしまった」など、より深刻な家計の問題を抱えているご家庭も増えてきています。
みなさんそれぞれにコロナ禍による家計への影響が少なからず現れてきているのが現状です。
そこで今回は、「コロナ禍による家計へのダメージを最小限にとどめるための方法」を家計のプロがご紹介。
「これだけは」と家計のプロが勧める家計のコツをまとめて紹介します。
コロナで家計が変わった人に今すぐやってほしい3つのポイント
コロナ禍で家計が変わったと感じる人に今すぐやって欲しいことは、次の3つです。
・どんぶり勘定をやめる
・「コロナ禍だから仕方がない」を減らす
・お金をストレスの発散にしすぎない
以下、詳しく解説していきます。
1.どんぶり勘定をやめる
家計管理で大切なことは、どんぶり勘定をいつまでも続けないということです。
もちろん、すべてにおいてしっかり細かな家計管理をする必要はありませんが、ポイントを抑えた家計管理は身につけておいて損はありません。
例えば、今月のお給料がいくらで、今月はいくらの支出があり、黒字なのか赤字なのか。ボーナスや手当からはいくらの貯金ができるのか。
当たり前のようですが、どんぶり勘定の人は、この「当たり前を知らない」ことが多いのです。
どんぶり勘定の人は、家計簿アプリなどを利用して、簡単にでも家計簿をつける習慣をつけることから始めましょう。
毎月定額を貯蓄に回す「先取り貯金」も有効な方法です。
ただし、「毎月先取り貯金をしています」という人でも、すぐに貯金を崩してしまう人もいますから、注意が必要です。