目に入ったときに好きだなと思えるデザインのモノか
目に入ったときに好きだなと思えるデザインのモノかどうか、という視点を大切にしています。直感的に好きだなと思えるモノは、愛着が湧き、自然と大切に扱おうという気持ちになります。また、見た目が心地いいデザインのモノであれば、出しっ放しにしていても気になりません。好きなモノに囲まれた部屋であれば、暮らしの満足度も上がります。
みんなが持っているから、安かったから、などの理由でモノを選んでも、結局使うことなく、部屋を圧迫するだけ……なんてことになりかねません。自分自身の好きの気持ちを大切にしてください。
機能的で長く使えるモノか
目に入ったときの心地よさも大切ですが、もちろん機能性もしっかり確認します。機能性のいいモノであれば、暮らしの中でストレスを感じることなく扱え、長く使うことができます。使いやすさや心地よさを重視して、長く使えるモノ選びをすれば、時間やお金を無駄にしませんし、頻繁に買い足したりして、モノが増えてしまうこともありません。
収納するスペースがあるか
収納するスペースを確保できるかどうかも、事前に確認しておきます。手間はかかりますが採寸までしておけば、失敗もありません。収納スペースを確保できなければ、他のモノを手放してスペースを空けてまで、迎え入れたいモノなのか、改めてよく吟味します。
インテリアと調和するモノか
空間に馴染むモノか、インテリアと調和するモノかしっかりイメージできるモノだけを、迎え入れるようにします。色味が同じトーンのモノ、素材に統一感のあるモノであれば、調和がとれ空間にスッとなじんでくれます。反対に違和感を少しでも感じるモノは、できるだけ家に入れないようにします。
同じような用途のモノを持っていないか
最後に、家の持ち物を改めて見直して、同じような用途のモノを持っていないか確認します。家の中を見渡してみると、案外代用できるものがあったりするケースもあるので、最後の確認は大切です。
心が豊かになるモノか
シンプルな暮らしといっても、あくまでも結果であって、モノを持ちすぎない、モノの数を最小限するといったルールに縛られすぎると窮屈に感じてしまうので、持つことで心が豊かになるモノは迎え入れるようにしています。
我が家でいうと、お香やアロマなどのリラックスできる香りのモノや、観葉植物は、心地いいおうち時間に欠かせないモノなので、増やしてもいいモノと考えています。
シンプルで満足度の高い暮らしを送るために、大切にしたい暮らしのモノ選びのポイントをご紹介しました。なんとなく、漠然とモノを選ぶのではなく、理由のあるモノ選びの視点を大切にすれば、モノが増えすぎてしまうことなく、シンプルで満足度の高い暮らしを送ることができると思います。ご自身にとっての満足度の高い暮らしの為に、モノ選びの視点を考え直してみては。