収入を増やすことができないか考える
今回のご相談では旦那さんの転職ということですが、まだ転職したばかりのため収入が減少しているだけということも考えられます。旦那さんの年齢や職場の環境や業績なども考慮し、今後昇進や昇給の可能性がないのか確認しましょう。
ボーナスについても、転職1年目は少なめでも、2年目、3年目となれば増額される可能性のある職場であれば、収入は今後増える可能性も充分にあります。今後収入が増える見込みがあるのであれば、数年間我慢すれば家計は自動的に立て直せることになりますので、長期的なプラン変更までは必要ないと判断できます。
収入の増加が見込めない職場であれば、副業などを検討できる職場なのか確認しましょう。
また、奥様は現在扶養の範囲内のパートということですが、思い切って扶養を出て働くという方法も考えられます。お子さんの状況にもよりますが、お子さんがいらしても正社員で働いている女性はたくさんいます。
収入を増やす手段が全くない状況でありませんから、安易に収入を増やすことはできないと決めつけずに、柔軟に考えましょう。
夫婦で協力を
収入が長期的に減少することが見込まれる場合は、通常よりもしっかり家計を見直す必要があります。
今までどんぶり勘定でやってきたのであれば、どんぶり勘定を改めるだけでも大きな節約になるでしょう。
将来の家計プランを設計しなおした上で、収入の増加を考える必要のある家計なのか、節約だけで対処できる家計なのかを見極め、定期的に家計のプランを練り直しましょう。
いずれにしても、このような家計状況の時には、ご夫婦で力を合わせることが大切です。
1人で悩むよりも、まずは旦那さんに家計の状況を理解してもらい、お互いに協力できるよう話し合いましょう。